特許
J-GLOBAL ID:200903088303589961

化粧用気密コンパクト容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010620
公開番号(公開出願番号):特開平8-196340
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 蓋体の締め際をスムーズにし、且つ、気密性を向上する。【構成】 シール部材40の鍔部44の膨出部46が中皿13のフランジ部16に当接し始めの時に、シール部材40の環状壁45の外周面が中皿13の直胴部17の内周面よりも内側に配されて、環状壁45の外周面と直胴部17の内周面とが隙間Xを有してほぼ平行に位置するようにし、環状壁45の下縁が直胴部17と円弧部18の境界の側方に位置するようにする。蓋体を容器本体に接近移動せしめると、鍔部44が上方に弾性的に撓んでその弾性復元力によって膨出部46がフランジ部16に強く圧接する。鍔部44の撓みに伴って環状壁45が外側に広がるように弾性変形し、これにより環状壁45が直胴部17に強く圧接する。
請求項(抜粋):
化粧料収容部を有する容器本体と、この容器本体に対して開閉可能な蓋体とを備え、蓋体の内面には、周縁部に第1気密部と第2気密部を有する弾性材からなるシール部材が設けられ、第1気密部は閉蓋時に前記化粧料収容部の開口部の外周縁に環状平面に形成されたシール座に載置されて上方に撓み、自身の弾性復元力によって当該シール座に気密に圧接され、この第1気密部の基部から分岐して下延する第2気密部は、第1気密部の上方への撓みに伴って外方に広がるように弾性変形し化粧料収容部の内周面に気密に圧接するようになっており、第2気密部の外周面は前記容器本体の化粧料収容部の内周面とほぼ平行をなすように形成されていて、前記第1気密部を上方に撓ませることなく前記シール座に当接させた時には、第2気密部の少なくとも先端が前記化粧料収容部の内周面との間に径方向の隙間を有して既に化粧料収容部内に進入しているように形成されていることを特徴とする化粧用気密コンパクト容器。

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