特許
J-GLOBAL ID:200903088304748150

医療用テレビ視聴システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 紘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139487
公開番号(公開出願番号):特開平11-331802
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 患者がカードを用いてテレビを視聴でき、患者ごとのテレビの視聴可能時間に差を設け、かつ治療や診察等の情報をテレビにて提供する。【解決手段】 医療用テレビ視聴システム10は、病院事務局側でICカード1のメモリに患者のIDコードを記録してそのICカード1を患者に配布する(A部)。患者は、度数精算装置20によりICカード1にテレビ2の視聴度数等を記録してICカード1をテレビ2で使用可能な状態にする(B部)。患者は、入院部屋等に設置されたテレビ2と接続ケーブルで接続されるとともにテレビ2の遠隔操作が可能なリモートコントローラ30にICカード1を装着して、テレビ2を視聴する(C部)。患者は、退院等によりICカード1の視聴度数を精算するときは、度数精算装置20により視聴度数の払い戻しを行う(D部)。
請求項(抜粋):
メモリを有するICモジュールを搭載したICカードの前記メモリにIDコードを記録して前記ICカードを患者に配布し、度数精算装置により前記ICカードの前記メモリにテレビの視聴度数及び累積購入度数を記録し、前記テレビと接続ケーブルで接続されたリモートコントローラに前記ICカードを装着して、前記テレビの視聴及び遠隔操作を可能とした医療用テレビ視聴システムであって、前記度数精算装置は、金銭投入口及び金銭返却口を有する金銭処理部と、希望の購入度数その他の度数精算条件を入力するためのキーボードと、前記ICカードの挿排出口を有し、前記挿排出口から挿入された前記ICカードの前記メモリに、前記金銭投入口から投入された金銭額及び前記キーボードから入力された購入度数に基づく前記テレビの視聴度数、並びに過去の所定期間の累積購入度数を記録するリーダーライタ部と、前記キーボードから度数を返却する旨の情報が入力されたときに、前記挿排出口から挿入された前記ICカードの前記メモリに記録された視聴度数を前記リーダーライタ部で読み取り、その視聴度数に相当する金銭額を前記金銭返却口から払い戻す返却精算処理部とを備え、前記リモートコントローラは、前記ICカードの挿排出口を有し、前記挿排出口から挿入された前記ICカードの前記メモリに記録された視聴度数の読み取り及び書き換えを行うリーダーライタ部と、前記テレビの電源のオン/オフ、チャンネルの変更及び音量の調節が可能な操作部と、前記テレビの音声を出力するスピーカと、前記ICカードの視聴度数を表示する度数表示部と、前記挿排出口から有効な前記ICカードが挿入されたと判別したときに前記テレビを視聴可能状態とし、前記テレビが視聴されたときはその視聴時間をカウントし、前記リーダーライタ部で読み取った前記メモリの累積購入度数に基づく度数減算率により前記テレビの視聴時間に応じて前記ICカードの視聴度数の精算処理を行い、前記ICカードの視聴度数がなくなったと判断したときは前記テレビを視聴不可状態にし、また、前記操作部により前記テレビの治療情報チャンネルが選択された場合には、前記ICカードの前記メモリに治療情報が記録されているときは前記リーダーライタ部で読み取った前記治療情報、又は前記テレビ側に予め準備された治療情報のうち前記ICカードの前記メモリに記録された前記IDコードに基づいて選定した前記治療情報を前記テレビに出力するように制御する制御部とを備えることを特徴とする医療用テレビ視聴システム。
IPC (2件):
H04N 7/16 ,  G06K 17/00
FI (2件):
H04N 7/16 C ,  G06K 17/00 L

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