特許
J-GLOBAL ID:200903088307780860

デジタル音響信号符号化装置、デジタル音響信号符号化方法及びデジタル音響信号符号化プログラムを記録した媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-222054
公開番号(公開出願番号):特開2001-053617
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 本発明は入力音響信号のサンプリング周波数の違いにも対応して、音質が劣化しないように適切にショートブロックをグループ分けし、かつロング/ショートの別が判別できるデジタル音響信号符号化方法を提供することを目的とする。【解決手段】 各々の短い変換ブロック毎に算出した入力音響信号の知覚エントロピーを算出する知覚エントロピー算出手段と、知覚エントロピー算出手段によって算出された知覚エントロピーのフレーム内での総和を求める知覚エントロピー総和算出手段と、時間的に連続する2つのフレームの知覚エントロピーのフレーム内での各総和の差の絶対値と、予め定めた閾値とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいて、入力音響信号のブロックをロングブロック又はショートブロックのいずれかで変換するかを判定するロング/ショートブロック判定手段とを具備する。
請求項(抜粋):
デジタル音響信号を時間軸に沿って入力してブロック化し、各ブロック毎にサブバンド分割や周波数領域への変換等の処理を施し、該音響信号を複数の帯域に分割し、各帯域毎に符号化ビットを割り当て、割り当てた符号化ビット数に応じて正規化係数を求め、前記音響信号を前記正規化係数で量子化することにより圧縮符号化するデジタル音響信号符号化装置であって、前記周波数領域への変換を行う際に、ブロック化した前記音響信号を1つの長い変換ブロック又は複数の短い変換ブロックのいずれかにて変換し、短い変換ブロックを用いる場合は当該複数の短い変換ブロックを、それぞれ1つまたは複数の短い変換ブロックを含むような複数のブロックにグループ化し、同一グループ内に含まれる1つまたは複数の短い変換ブロックには共通の正規化係数を対応させて音響信号を量子化するデジタル音響信号符号化装置において、各々の短い変換ブロック毎に算出した入力音響信号の知覚エントロピーを算出する知覚エントロピー算出手段と、該知覚エントロピー算出手段によって算出された知覚エントロピーのフレーム内での総和を求める知覚エントロピー総和算出手段と、時間的に連続する2つのフレームの知覚エントロピーのフレーム内での各総和の差の絶対値と、予め定めた閾値とを比較する比較手段と、該比較手段による比較結果に基づいて、入力音響信号のブロックをロングブロック又はショートブロックのいずれかで変換するかを判定するロング/ショートブロック判定手段とを具備することを特徴とするデジタル音響信号符号化装置。
IPC (2件):
H03M 7/30 ,  G10L 19/00
FI (2件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA01 ,  5J064BA09 ,  5J064BA15 ,  5J064BC08 ,  5J064BC14 ,  5J064BC22 ,  5J064BD02 ,  5J064BD03

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