特許
J-GLOBAL ID:200903088314886348

エコーキヤンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-238028
公開番号(公開出願番号):特開平5-083166
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 回路構成が比較的簡単でしかもタップ係数の収束を短時間に行なうことができ、これにより安価でかつ立ち上がり応答性の優れたエコーキャンセラを提供する。【構成】 音声符号復号回路90が有する伝達関数とは逆の伝達関数を有する逆フィルタ回路14g,14h,14i,14j,14kを備え、エコーを含む送話音声信号をこの逆フィルタ回路に通すことにより上記音声符号復号回路90による相関を除去し、かつこの逆フィルタ回路を通過した上記エコーを含む送話音声信号と、上記音声符号復号回路90において符号化音声信号の復号化の過程で生成される白色雑音とを適応フィルタ回路14c,14fにそれぞれ入力し、これらの送話音声信号および白色雑音に基づいて適応フィルタにおけるタップ係数の更新を行なうようにしたものである。
請求項(抜粋):
ベクトル量子化方式を採用した音声符号復号回路により通話音声信号を符号復号化して伝送するディジタル音声通信装置に設けられるエコーキャンセラにおいて、前記音声符号復号回路が有する伝達関数とは逆の伝達関数を有し、エコーを含む送話音声信号の前記音声符号復号回路による相関を除去するための逆フィルタ回路と、この逆フィルタ回路を通過した前記エコーを含む送話音声信号および前記音声符号復号回路において符号化音声信号の復号化の過程で生成される白色雑音をそれぞれ入力し、これらの送話音声信号および白色雑音に基づいてタップ係数の更新を行なう適応フィルタ回路とを具備したことを特徴とするエコーキャンセラ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-248226

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