特許
J-GLOBAL ID:200903088314987292

ELパネルの製造方法およびELパネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-138766
公開番号(公開出願番号):特開平11-329722
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 ELパネルの製造工程において、反射絶縁層や発光体層の内部およびこれらの積層界面における凹凸や空隙の発生を抑制する。【解決手段】 無機絶縁物粒子およびバインダを含む反射絶縁層形成用スラリーと蛍光体粒子およびバインダを含む発光体層形成用スラリーを、ドクターブレード法により背面電極層1上に順に塗布し、反射絶縁層2および発光体層3を背面電極層1上に積層形成する。この積層体と透明電極シート4とを重ね合わせて熱圧着した後、パッケージングフィルムで封止してELパネルを作製する。反射絶縁層2と発光体層3との積層界面の粗さは、中心線平均粗さRa で 5μm 以下、あるいは蛍光体粒子の平均粒径X(μm)に対して 1/5X以下となる。
請求項(抜粋):
蛍光体粒子を分散含有する発光体層と、前記発光体層の一方の主面上に積層配置され、無機絶縁物粒子を分散含有する反射絶縁層と、前記反射絶縁層を介して前記発光体層と一体的に対向配置された背面電極層と、前記発光体層の他方の主面と一体的に対向配置された透明電極層とを具備するELパネルを製造するにあたり、前記無機絶縁物粒子およびバインダを含む反射絶縁層形成用スラリーと前記蛍光体粒子およびバインダを含む発光体層形成用スラリーとを、ドクターブレード法により前記背面電極層または前記透明電極層上に順に塗布し、前記反射絶縁層および発光体層を前記背面電極層または透明電極層上に積層形成することを特徴とするELパネルの製造方法。

前のページに戻る