特許
J-GLOBAL ID:200903088315246814
四輪駆動車の駆動力制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-104272
公開番号(公開出願番号):特開2001-287559
出願日: 2000年04月06日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】【課題】 通常の加速走行時程度における前後輪駆動力配分制御と駆動スリップ制御との両立を達成しながら、発進急加速時等のように、副駆動輪へのトルク伝達応答性より主駆動輪へのトルク伝達応答性が速い状況が生じたときも車両の操縦安定性を確保することができる四輪駆動車の駆動力制御装置を提供すること。【解決手段】 前後輪駆動力配分制御手段cと駆動スリップ制御手段dを備えた四輪駆動車の駆動力制御装置において、エンジンaから主駆動輪へのエンジントルク伝達速さであるエンジントルク応答性と前後駆動力配分手段bを介した副駆動輪への配分トルク伝達速さである配分トルク応答性とを比較するトルク伝達応答性比較手段eを設け、トルク伝達応答性比較手段eによる比較結果で、配分トルク応答性がエンジントルク応答性より速い場合、副駆動輪の平均車輪速を駆動スリップの制御対象駆動輪速とし、エンジントルク応答性が配分トルク応答性より速い場合、主駆動輪と副駆動輪の四輪平均車輪速を駆動スリップの制御対象駆動輪速とする制御対象駆動輪速変更手段fを設けた。
請求項(抜粋):
エンジンと前後輪との間に前後駆動力配分手段が設けられ、前後輪のうちエンジン駆動力が主に伝達される駆動輪(以下、主駆動輪)とエンジン駆動力が副次的に伝達される駆動輪(以下、副駆動輪)との回転速度差に応じた前記前後駆動力配分手段への指令により前後輪への駆動力配分を制御する前後輪駆動力配分制御手段と、駆動スリップが設定しきい値以上である場合に少なくともエンジン出力を低減することで駆動スリップを抑制する駆動スリップ制御手段とを備えた四輪駆動車の駆動力制御装置において、前記エンジンから主駆動輪へのエンジントルク伝達速さであるエンジントルク応答性と前記前後駆動力配分手段を介した副駆動輪への配分トルク伝達速さである配分トルク応答性とを比較するトルク伝達応答性比較手段を設け、前記トルク伝達応答性比較手段による比較結果で、配分トルク応答性がエンジントルク応答性より速い場合、副駆動輪の平均車輪速を駆動スリップの制御対象駆動輪速とし、エンジントルク応答性が配分トルク応答性より速い場合、主駆動輪と副駆動輪の四輪平均車輪速を駆動スリップの制御対象駆動輪速とする制御対象駆動輪速変更手段を設けたことを特徴とする四輪駆動車の駆動力制御装置。
IPC (4件):
B60K 17/348
, B60K 41/00
, F02D 29/00
, F02D 29/02 311
FI (4件):
B60K 17/348 B
, B60K 41/00
, F02D 29/00 H
, F02D 29/02 311 A
Fターム (58件):
3D041AA48
, 3D041AB01
, 3D041AC01
, 3D041AC07
, 3D041AC15
, 3D041AD00
, 3D041AD10
, 3D041AD31
, 3D041AD51
, 3D041AE04
, 3D041AE08
, 3D041AE23
, 3D041AE32
, 3D041AF01
, 3D043AA03
, 3D043AB17
, 3D043EA02
, 3D043EA18
, 3D043EA40
, 3D043EA42
, 3D043EB06
, 3D043EB12
, 3D043EE01
, 3D043EE05
, 3D043EE07
, 3D043EE08
, 3D043EE18
, 3D043EF03
, 3D043EF06
, 3D043EF12
, 3D043EF19
, 3D043EF21
, 3D043EF24
, 3G093AA03
, 3G093AA05
, 3G093BA01
, 3G093CB06
, 3G093CB07
, 3G093CB09
, 3G093DA06
, 3G093DB00
, 3G093DB03
, 3G093DB04
, 3G093DB13
, 3G093DB14
, 3G093DB17
, 3G093EA05
, 3G093EA09
, 3G093EB02
, 3G093EB03
, 3G093EC02
, 3G093EC04
, 3G093FA01
, 3G093FA04
, 3G093FA07
, 3G093FA10
, 3G093FA11
, 3G093FA12
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