免疫調節剤を同定する方法、免疫調節剤、およびこれらの使用法

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (2件)：清水初志 , 新見浩一
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-520586
公開番号（公開出願番号）：特表2007-517491
出願日： 2004年12月28日
公開日（公表日）： 2007年07月05日
要約：

本発明は、免疫応答を抑制または促進する物質を同定する方法、および同定法に使用するキットを提供する。本発明の方法は、CD26とカベオリン-1との間の相互作用を阻害または増強する物質を検出する段階を含む。別の方法は、カベオリン-1とTollipとの間の相互作用を阻害または増強する物質を検出する段階を含む。さらに別の方法は、カベオリン-1、Tollip、およびIRAK-1間の相互作用を阻害または増強する物質を検出する段階を含む。本発明はまた、カベオリン-1またはTollipに対するsiRNAなどの免疫応答を抑制する物質を含む免疫調節剤にも関する。本発明はさらに、免疫応答を促進する物質を含む免疫調節剤を提供する。これらの薬剤は炎症性疾患、自己免疫疾患、または他の免疫関連疾患の治療に有用である。

請求項（抜粋）：

物質がCD26シグナル伝達経路における因子間の相互作用を阻害するか否かを判定する段階を含む、動物における免疫応答を抑制する物質を同定する方法。

IPC (9件)：

C12Q 1/02 , A61K 45/00 , A61K 31/708 , A61P 43/00 , A61P 37/04 , A61P 29/00 , C12N 15/09 , G01N 33/15 , G01N 33/50

FI (9件)：

C12Q1/02 , A61K45/00 , A61K31/7088 , A61P43/00 111 , A61P37/04 , A61P29/00 101 , C12N15/00 A , G01N33/15 Z , G01N33/50 Z

Fターム (53件)：

2G045AA40 , 2G045BB01 , 2G045BB10 , 2G045BB14 , 2G045BB50 , 2G045BB51 , 2G045CA18 , 2G045CA20 , 2G045DA36 , 2G045FA11 , 2G045FB03 , 2G045FB05 , 2G045FB12 , 2G045GC15 , 4B024AA01 , 4B024AA11 , 4B024CA04 , 4B024CA07 , 4B024DA02 , 4B024DA05 , 4B024EA04 , 4B024FA02 , 4B024GA11 , 4B024HA11 , 4B063QA07 , 4B063QA18 , 4B063QQ08 , 4B063QQ13 , 4B063QQ79 , 4B063QR33 , 4B063QR59 , 4B063QR74 , 4B063QR80 , 4B063QS05 , 4B063QS16 , 4B063QS36 , 4B063QX02 , 4C084AA17 , 4C084NA14 , 4C084ZB082 , 4C084ZB152 , 4C084ZC202 , 4C084ZC422 , 4C086AA01 , 4C086AA02 , 4C086EA16 , 4C086MA01 , 4C086MA04 , 4C086NA14 , 4C086ZB08 , 4C086ZB15 , 4C086ZC20 , 4C086ZC42

引用文献：

審査官引用 (3件)

J.Immunol.,2001,167(12),p.6745-55
Nat.Cell Biol.,2000,2(6),p.346-51
Biochem.Biophys.Res.Commun.,1999,255(1),p.34-9

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