特許
J-GLOBAL ID:200903088320661757
拡網板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-538475
公開番号(公開出願番号):特表2000-508915
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】本発明は、トロール漁に関連して拡張力を生成するのに使用することが可能な、拡網板(20)に関する。この発明に従った拡網板は、少なくとも2つの翼(1〜3)を含み、これら翼は、長手方向に延びる多数のリブ(5、6、10、17、26、27)の間に懸架されて、拡網板を通じて流れる水流がその中を通過する、少なくとも1つの先細りするチャネルが形成されるようにする。チャネルは、水が牽引速度に対して高速で、わずかに下方の方向にかつチャネルの出口から延びる隣接する下方翼または中間翼のそれぞれの端部に沿って排出されるように、湾曲されて形成される。これにより、拡網板の迎え角が大きい場合においても、乱流の発生が防がれる。
請求項(抜粋):
トロール網(22)等の物体とトロール船(21)との間に接続されて、その物体に牽引力の方向を基準として横方向の力を加えるための拡網板(20)であって、前記拡網板は、下方翼(1)および上方翼(2、3)ならびに、おそらくは多数の中間翼(2、3)と、少なくとも2つの実質的に平行に配向されかつ長手方向に延びるリブ(5、6、10、17、18、26、27)とを含み、前記翼(1〜3)は、拡網板が水中で移動する方向に湾曲し、かつ、それらの間に少なくとも1つのチャネルを形成する拡網板であって、 各チャネルについて、前記下方翼(1)または前記中間翼(2、3)が、各チャネルにおける前記上方翼または前記中間翼(2、3)の後縁の後ろに長手方向に延びる端部を形成し、 少なくとも1つのチャネルが水流の方向に先細りして、前記チャネルを通じて流れる水が方向を変えて、比較的高速で、前記中間翼および/または前記下方翼(1、2)のそれぞれの端部の上面に向かってわずかに下方にかつその上面に沿って排出されることを特徴とする、拡網板(20)。
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