特許

J-GLOBAL ID：200903088330777087

発光素子の発光強度温度補償回路およびそれを備えた発光素子駆動回路

発明者： 大寺 昭三
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
代理人 (1件)： 五十嵐 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-080823
公開番号（公開出願番号）：特開2005-268622
出願日： 2004年03月19日
公開日（公表日）： 2005年09月29日
要約：

【課題】 周囲温度変動に起因した発光素子(LD)の出力光信号の光強度可変幅(消光比)の変動を抑制する。【解決手段】 温度変動対応型抵抗素子10と抵抗体11が直列接続されている直列回路12と、温度変動対応型抵抗素子14と抵抗体15が並列接続されている並列回路16とを直列に接続する。その直列回路12と並列回路16の接続部Xには周囲温度により定まる電圧値を持つ温度感知信号が発生する。その温度感知信号の電圧値に応じた電流を発光強度温度補償制御用の光強度可変幅安定化信号として発光強度制御部5に向けて出力する電圧制御型電流制御部17を設ける。発光強度制御部5は、その光強度可変幅安定化信号を利用して、LDの発光強度を制御するための発光素子駆動制御用電流を作り出して、LDの発光強度可変幅の安定化を図る。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

印加電流および周囲温度に応じて発光強度が変化する発光素子の発光強度を制御する発光強度制御部に接続し当該発光強度制御部に向けて、発光素子のオン信号用の発光強度とオフ信号用の発光強度との光強度可変幅の安定化を図るための発光強度温度補償制御用の光強度可変幅安定化信号を出力する発光強度温度補償回路であって、当該発光強度温度補償回路は、抵抗体と、周囲温度に応じて抵抗値が変化する温度変動対応型抵抗可変素子とが直列接続されている温度感知用直列回路と、別の抵抗体と温度変動対応型抵抗可変素子とが並列接続されている温度感知用並列回路とを有し、これら温度感知用直列回路と温度感知用並列回路は直列接続され、当該温度感知用直列回路と温度感知用並列回路との接続部に、周囲温度により定まる電圧値を持つ温度感知信号が発生する構成と成し、また、発光強度温度補償回路には、その温度感知信号の電圧値に応じた電流を出力する電圧制御型電流制御部が設けられ、この電圧制御型電流制御部の出力電流が発光強度温度補償制御用の光強度可変幅安定化信号として発光強度制御部に向けて出力される構成と成しており、その発光強度温度補償制御用の光強度可変幅安定化信号の電流値に応じた振幅の波形を持つ発光素子駆動制御用電流が発光強度制御部から発光素子に向けて出力されて、周囲温度の変動によらずに発光素子のオン信号用の発光強度とオフ信号用の発光強度との光強度可変幅の安定化が図られることを特徴とする発光素子の発光強度温度補償回路。

IPC (7件)：

H01S5/068 ,  H01S5/042 ,  H04B10/04 ,  H04B10/06 ,  H04B10/14 ,  H04B10/26 ,  H04B10/28

FI (4件)：

H01S5/068 ,  H01S5/042 630 ,  H04B9/00 S ,  H04B9/00 Y

Fターム (17件)：

5F173AR13 ,  5F173MA02 ,  5F173SF17 ,  5F173SF32 ,  5F173SF68 ,  5F173SF73 ,  5F173SJ15 ,  5K102AA68 ,  5K102AH01 ,  5K102AH23 ,  5K102AH26 ,  5K102MA01 ,  5K102MB02 ,  5K102MC12 ,  5K102MD02 ,  5K102MD03 ,  5K102MH26

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 光送信モジュール
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-296829   出願人：東芝電子エンジニアリング株式会社, 株式会社東芝