特許
J-GLOBAL ID:200903088335572181

クロマト分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-342618
公開番号(公開出願番号):特開2002-143605
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】工業用クロマト分離装置により、複数成分を含む混合物から複数工程により各成分の画分を分離する方法を実施する際の安定した運転操作ができる方法を提供する。【解決手段】無端循環系のクロマト分離系に複数成分を含む原料流体を供給し、充填床内に各成分の吸着帯域を形成させたのち2以上の画分に分離する方法であって、少なくとも(i)原料の供給と一成分が富化された画分を抜き出す工程、(ii)脱着剤の供給と他成分が富化された画分を抜き出す工程、(iii)充填床へ原料の供給及び画分の抜き出しをせず、床内の流体を循環させ、複数成分の混在帯域を移動させる工程の各工程を含み、この工程を含むサイクルを繰り返す事よりなるクロマト分離方法に於いて、充填床は原料流体を供給する充填床と1以上の他の充填床から構成され、且つ原料流体を供給する充填床には他の充填床の吸着剤(イオン交換樹脂)よりも大きい平均粒径及び/又は高架橋度のイオン交換樹脂が充填されていることを特徴とするクロマト分離方法。
請求項(抜粋):
吸着剤が充填された充填床の前端と後端が流体通路で連結され流体の循環を可能にしたクロマト分離系に、吸着剤に対する親和性が異なる複数の成分を含む原料流体を供給し、充填床の前端から後端の方向に床内を流通させて各成分の濃度分布を有する吸着帯域を形成させたのち2以上の画分に分離する方法であって、少なくとも(i)充填床前端から原料流体を供給しつつ、充填床後端から任意の一成分が富化された画分を抜き出す工程、(ii)充填床前端から脱着剤流体を供給して充填床後端から他の成分が富化された画分を抜き出す工程、(iii)充填床への流体の供給及び充填床からの流体の抜き出しを行わずに床内の流体を循環させ、(i)の工程で抜き出された成分と他の成分が混在する帯域を充填床の前端に移動させる工程、の各工程を含むサイクルを繰り返すことよりなるクロマト分離方法において、充填床は、吸着剤が充填された原料流体を供給する充填床と1以上の他の充填床から構成され、且つ原料流体を供給する充填床には、他の充填床の吸着剤よりも平均粒径の大きい吸着剤が充填されていることを特徴とするクロマト分離方法。
IPC (6件):
B01D 15/08 ,  B01D 15/00 101 ,  B01J 20/26 ,  G01N 30/02 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/46
FI (6件):
B01D 15/08 ,  B01D 15/00 101 A ,  B01J 20/26 L ,  G01N 30/02 B ,  G01N 30/26 L ,  G01N 30/46 A
Fターム (15件):
4D017AA07 ,  4D017BA03 ,  4D017CA17 ,  4D017DA03 ,  4D017DB01 ,  4G066AC14B ,  4G066AC35B ,  4G066AE10B ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066BA22 ,  4G066BA38 ,  4G066CA56 ,  4G066DA20 ,  4G066EA01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-367701
  • 特開昭53-026336
  • 特開昭63-158105

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