特許
J-GLOBAL ID:200903088339779295

過給機付エンジンの過給圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031265
公開番号(公開出願番号):特開平6-221174
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 所定の条件下で過給圧をフィードバック制御するようにした過給付エンジンにおいて、フィードバック制御量の構成要素として積分項を設ける場合においても、常に良好な制御応答性が得られるようにすることを目的とする。【構成】 過給圧を調節するウエストゲートバルブ12に連結したアクチュエータ14に供給する制御圧を、デューティソレノイドバルブ15を用いてデューティ制御することにより、ウエストゲートバルブ15の開度を調節するようにする。その場合に、ウエストゲートバルブ15の動作範囲を逸脱するような目標過給圧が設定される場合に、例えばデューティ上限値からベースデューティ値及び電圧補正デューティ値を減算した値と0とを比較し、両者の大きい方を最終フィードバックデューティ値として選択する。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気通路に設置された過給機で生成される過給圧を所定の条件下でフィードバック制御するようにした過給付エンジンの過給圧制御装置であって、上記過給機で生成される過給圧を調整する過給圧調整手段と、エンジンの運転状態に基づいて目標過給圧を設定する目標過給圧設定手段と、上記過給機で生成される過給圧を検出する過給圧検出手段と、該検出手段で検出された実際の過給圧の目標過給圧に対する偏差を算出する偏差算出手段と、該算出手段で算出された過給圧の偏差に応じて、該偏差が解消するように少なくとも積分項を構成要素とするフィードバック制御量を設定するフィードバック制御量設定手段と、上記過給圧調整手段に対する出力制御量をその動作範囲に対応した所定の上限値と下限値との間に制限する出力制御量制限手段と、上記過給圧調整手段の動作範囲を逸脱するような目標過給圧が設定される場合に、上記制限手段で制限される前の出力制御量が上記上限値もしくは下限値となるようにフィードバック制御量を規制するフィードバック制御量規制手段とが設けられていることを特徴とする過給機付エンジンの過給圧制御装置。

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