特許

J-GLOBAL ID：200903088344366985

エンジンの潤滑油誘導装置

発明者： 神谷 雅久
出願人/特許権者： スズキ株式会社
代理人 (1件)： 萼 経夫 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-348565
公開番号（公開出願番号）：特開平7-189638
出願日： 1993年12月27日
公開日（公表日）： 1995年07月28日
要約：

【要約】【目的】 オイルパンの潤滑油内に気泡を発生させないようにして、エンジン各部の様々な不具合を回避させる。【構成】 シリンダブロック1に回転自在に保持されたクランク軸5の端部にオイルポンプドライブスプロケット6を設け、このオイルポンプドライブスプロケット6と、オイルパン4内に設けたオイルポンプ3のスプロケット8とにチェーン9を掛合させたエンジンにおいて、チェーン9とオイルポンプドライブスプロケット6との掛合部Aの上部にこの掛合部Aを覆うリブ13を形成する。そして、このリブ13をシリンダブロック1およびクランクケース2に一体に形成させる。シリンダブロック1の上部から落下してくる潤滑油を、オイルポンプドライブスプロケット6やチェーン9に直接、衝突させることなく、リブ13の外周に沿わせてオイルパン4へと落下させることができる。

請求項（抜粋）：

シリンダブロックに回転自在に保持されたクランク軸の端部にオイルポンプドライブスプロケットを設け、該オイルポンプドライブスプロケットと、オイルパン内に設けたオイルポンプのスプロケットとにチェーンを掛合させたエンジンにおいて、前記チェーンとオイルポンプドライブスプロケットとの掛合部の上部に該掛合部を覆うリブを形成し、該リブを前記シリンダブロックおよびクランクケースと一体に成形したことを特徴とするエンジンの潤滑油誘導装置。