特許
J-GLOBAL ID:200903088345820680

微生物を用いて生ごみから液肥を作る、普及型の処理装置と 製法の新技術

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-240145
公開番号(公開出願番号):特開平5-000872
出願日: 1991年06月17日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】生ごみから液肥を作り、ごみ減量を可能にする簡略装置と新技術。【構成】処理装置は、各号の鉢植用のプラスチック長鉢を内器とし、各型のポリバケツを外器として、内器および外器に、500倍希釈のEM混合液を注ぎ入れ内器と外器の液位を等しくする。内器の生ごみは、EM菌の働きで発酵分解し、可溶物となり、EM水溶液に溶けた溶質(生ごみ成分+アルファ)は、内器の溶媒から、外器の溶媒へと拡散し、外器内で液肥化する。また、屋内処理を可能にするため、嫌気性発酵に一元化し、発酵や腐敗に伴う異臭を緩和する。更に、生ごみの発酵分解成分が溶解した液肥は、新規投入の生ごみを、より速く発酵させ、液肥化させるのに活用する。【効果】装置製作の手間が省け、屋内での処理が可能になり、いつでも、誰でも、どこでも、生ごみから液肥が作れるようになった。
請求項(抜粋):
内器のプラスチック長鉢と外器のポリバケツからなる、液肥化処理装置の発明。なお、プラスチック長鉢の形態・形状は、多種多様であるが、枢要な核心点は、内器が外器内に納まる適合性、あるいは、内器と外器の溶液が、よく混ざり合えるような機能と構造、たとえば、上げ底状の網目鉢底、および、底縁の一部を窪めて作られた横付の排水溝など、鉢底の機能と形態の特性である。また、内器と外器の組み合わせにおいて適合し合う、総ての規格と仕様のポリバケツおよびプラスチック長鉢は、各々、内器あるいは外器として用いられる、用具の実施対象に含まれる。さらに、上記の目的に適合する機能と構造をもつ、別目的の擬似プラスチック容器は、その規格や規模の如何を問わず、外器の規格や規模に適合する限り、内器として用いられる用具の実施対象に含まれる。
IPC (2件):
C05F 9/04 ,  C05F 11/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-229589
  • 特開昭57-082194

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