特許
J-GLOBAL ID:200903088349853221

防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198831
公開番号(公開出願番号):特開平6-042120
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 陸屋根等において、異形突出部(架台・役物)のような膨脹・収縮の少ない部分を塗膜により防水し、残りの部分を、防水シートを用いて絶縁工法(浮し張り工法)により防水し、かつその境界部分を水密に保持することにより、作業能率が向上して、防水施工コストが安くつき、防水施工後の美観も優れている方法を提供する。【構成】 防水シート張設陸屋根1 等において、異形突出部7 以外の防水すべき壁面2 部分に張設された防水シート3 の端部3aを、異形突出部7 の周辺において接合片4 の上面に接合する。異形突出部7 の表面全体、および異形突出部7 周辺における防水シート3 の端部3aの上面に、補強用繊維シート10を被せ、該繊維シート10に合成樹脂製防水塗料を塗布、含浸せしめて、合成樹脂防水塗膜含浸繊維よりなる防水層11を形成するとともに、該防水層11の裾部分11a を、異形突出部7 周辺において防水シート3 の端部3aの上面に接合する。
請求項(抜粋):
防水シート張設陸屋根(1) 等において、異形突出部(7) を防水する方法であって、異形突出部(7) の周辺において防水すべき壁面(2) 部分に接合片(4) を固定具(5) によって固定し、異形突出部(7) 以外の陸屋根(1) 等の防水すべき壁面(2) 部分に張設された防水シート(3) の端部(3a)を、異形突出部(7) の周辺において接合片(4) の上面に接合し、異形突出部(7) の表面全体、および異形突出部(7) 周辺における防水シート(3) の端部(3a)の上面に、補強用繊維シート(10)を被せ、該繊維シート(10)に合成樹脂製防水塗料を塗布、含浸せしめて、合成樹脂防水塗膜含浸繊維よりなる防水層(11)を形成するとともに、異形突出部(7) 周辺における該防水層(11)の裾部分(11a) を、合成樹脂防水塗膜自体の接着力により防水シート(3) の端部(3a)の上面に接合せしめることを特徴とする、防水シート張設陸屋根等における異形突出部の防水施工法。

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