特許
J-GLOBAL ID:200903088350830871

アミノスルファートリフルオリドによるフッ素化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-272867
公開番号(公開出願番号):特開平11-171858
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 分解性の低い、副生成ガスの発生の少ない、フッ素化能の高い熱的安定性のあるフッ素化方法を提供する。【解決手段】 一般式1のジアリール-、ジアルコキシアルキル-、アルキルアルコキシアルキル-、アリールアルコキシアルキル-及び環式アミノスルファートリフルオリド、例えば式2のフッ素化試薬を用いた、酸素及びハロゲン部位のフッ素化方法。
請求項(抜粋):
ある化合物をフッ素化させるのに十分な条件で、ある化合物をフッ素化試薬に接触させることを含む、フッ素化試薬を用いてある化合物をフッ素化させる方法であって、そのフッ素化試薬が、下記の構造を1又はそれ以上有するアミノスルファートリフルオリド化合物である、フッ素化方法。【化1】ここで、m=1〜5、並びに、R1 及びR2 は;(1)m=1のとき、独立に、アリール基、又は、メタ-若しくはパラ-置換されたアリール基であって、メタ-若しくはパラ-置換成分は、直鎖若しくは分枝C1-10、トリフルオロメチル、アルコキシ、C6-10のアリール、ニトロ、スルホン酸エステル、N,N-ジアルキルアミノ、及びハロゲンからなる群から選択される。;又は、(2)m=1のとき、独立に、互いに縮合した、又は結合した、アリール基、又は、(3)m=1のとき、R1 及びR2 の一つが、アリール基であり、他の一つが、ゼロから3個の、酸素、窒素、及びそれらの混合物からなる群から選択されるヘテロ原子を有する、少なくとも5員の飽和環式炭化水素基である。;又は、(4)m=1のとき、R1 及びR2 の一つが、アリール基であり、他の一つが、ゼロから3個の、酸素、窒素、及びそれらの混合物からなる群から選択されるヘテロ原子を有する、少なくとも5員の飽和環式炭化水素基であり、ここで、前記環式炭化水素基は、前記アリール基と縮合する。;又は、(5)m=1のとき、一緒になって、2〜10の環構成炭素と、酸素、窒素、及びアルキル化窒素からなる群から選択された1個のヘテロ原子とを有する環式リングを構成し、ここで、前記環は、1又2のアルコキシアルキル官能基を有する。;又は、(6)m=1のとき、一緒になって、2〜4の環構成炭素と、酸素、窒素、プロトン化窒素、及びアルキル化窒素からなる群から選択された1〜3個のヘテロ原子とを有する不飽和環式リングを構成し、ここで、前記リングは、水素、直鎖若しくは分枝のC1-10のアルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アリールハロゲン、シアノ、ニトロ、及びアミノから選択された1〜3の官能基を有する。;又は、(7)m=1のとき、独立に、アルコキシアルキル基;又は、(8)m=1のとき、R1 及びR2 の一つは、アルコキシアルキル基であり、その他の一つは、アルキル基又はアリール基からなる群から選択される。;又は、(9)m=2〜5のとき、R1 は、各-NSF3 基に結合した単一のフェニル基であり、R2 は、C6 -C10を有するアリール基である。;(10)m=2〜5のとき、R1 及びR2 が、唯一の-NSF3 基に結合するとき、C6 -C10を有する1価のアリール基である場合を除き、R1 及びR2 は、独立に、隣接する-NSF3 基に結合した、C6 -C10の2価のアリール基である。;又は、(11)m=1のとき、R1 又はR2 の1つがアリール基であり、他の1つがC1-10のアルキル基である。
IPC (2件):
C07C381/00 ,  C07B 39/00
FI (2件):
C07C381/00 ,  C07B 39/00 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭60-032718
  • 特開昭63-048278
  • 特開昭63-048230
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