特許
J-GLOBAL ID:200903088350977058

油圧建設機械の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321351
公開番号(公開出願番号):特開平5-132976
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】【目的】 バケット作業などに適したP-Q線図に基づいたヒートバランスのまま、バイブロ作業など高負荷時の要求流量が多いアタッチメント作業時のヒートバランスを悪化させることなく作業性を向上させる。【構成】 バイブロ作業時の可変容量油圧ポンプ1のP-Q線図を低負荷時はバケット作業時よりも小流量に設定し、高負荷時はバケット作業時より大流量に設定する。このようなP-Q線図の設定により、バイブロ作業時のヒートバランスはバケット作業時のヒートバランスと等価にでき、その結果、冷却装置を大型化することなく、バイブロ高負荷作業時の作業性を向上させる。
請求項(抜粋):
原動機により駆動される可変容量油圧ポンプと、この油圧ポンプからの吐出油により駆動されるフロントアタッチメント用油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータへの流量と方向を制御する制御弁と、少なくとも前記油圧アクチュエータの負荷に応じて前記油圧ポンプの押除け容積を変更する押除け容積変更手段とを備え、前記フロントアタッチメント用油圧アクチュエータとして、バケット作業時の第1のアクチュエータと、バケット作業時に比べて低負荷時は小流量で高負荷時は大流量が要求される第2のアクチュエータとを選択使用可能な油圧建設機械の油圧制御装置において、前記第2のアクチュエータが使用される時、可変容量油圧ポンプの圧力流量特性を、低負荷時は第1のアクチュエータ使用時よりも小流量に設定し、高負荷時は第1のアクチュエータ使用時より大流量に設定するポンプ吐出流量制御手段を具備することを特徴とする油圧建設機械の油圧制御装置。

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