特許
J-GLOBAL ID:200903088355512916

油圧・機械式伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008969
公開番号(公開出願番号):特開平10-205606
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの低回転数領域でオイルポンプからのオイル供給量を確保しながら、エンジンの高回転数領域でオイルポンプの駆動に要するエネルギーを節減する。【解決手段】 エンジンEにより駆動される入力軸9の動力は動力分割装置3を介して第1、第2出力軸101 ,102 に分割され、静油圧式無段変速機2の油圧ポンプ24は第1出力軸101 により駆動され、油圧モータ25は第2出力軸102 により機械伝動装置4を介して駆動されるとともに前記油圧ポンプ24により駆動される。エンジン回転数と同速度で回転する入力軸9に主油圧ポンプPmを設け、エンジン回転数の増加に伴って回転数がゼロまで減少する第1出力軸101 に補助オイルポンプPsを設ける。エンジンEの低回転数領域では主油圧ポンプPm及び補助オイルポンプPsに両方によりオイルを供給し、エンジンEの高回転数領域では主油圧ポンプPmだけでオイルを供給する。
請求項(抜粋):
入力軸(9)と、第1出力軸(101 )と、第2出力軸(102 )と、原動機(E)から入力軸(9)に入力される動力を分割して第1、第2出力軸(101 ,102 )に伝達する動力分割装置(3)と、第1出力軸(101 )から出力される動力により駆動される油圧ポンプ(24)、この油圧ポンプ(24)に油圧閉回路(26)を介して連通する油圧モータ(25)及び前記油圧閉回路(26)を形成した制御盤(27)を有するとともに、前記油圧ポンプ(24)及び油圧モータ(25)の少なくとも一方を可変容量型に構成した静油圧式無段変速機(2)と、第2出力軸(102 )に連結する機械伝動装置(4)と、機械伝動装置(4)及び油圧モータ(25)からそれぞれ出力される動力を集合させて負荷に供給する動力集合軸(17)と、少なくとも前記油圧閉回路(26)に対するオイルの補給を司るオイル供給手段と、を備えてなり、入力軸(9)の回転数の増加に伴って、第1出力軸(101 )の回転数が減少して第2出力軸(102 )の回転数が増加する特性を有する油圧・機械式伝動装置において、前記オイル供給手段を、入力軸(9)の回転数に比例する回転数で駆動される主オイルポンプ(Pm)と、第1出力軸(101 )の回転数に比例する回転数で駆動される補助オイルポンプ(Ps)とから構成したことを特徴とする油圧・機械式伝動装置。
IPC (2件):
F16H 47/04 ,  F16H 61/40
FI (2件):
F16H 47/04 B ,  F16H 61/40 M

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