特許
J-GLOBAL ID:200903088362099099

ローラチェーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松原 伸之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299706
公開番号(公開出願番号):特開平11-132295
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】速度変動率が小さく、低振動走行が可能である小ピッチのチェーンを用いるにも拘わらず、従来の通常の小ピッチのチェーンが有していた課題である摩耗耐久性を大幅に向上させることにより長寿命のチェーンを提供する。【解決手段】スプロケットに噛合する2つのローラと該ローラを両端部から挟む2枚のプレートとから成るピン・ローラ・リンクを複数個無端状に係合連接したチェーンであって、前記ローラ内を貫通して2つの前記プレートに固定状態に挿着され、一方の前記プレートを突き出て外部プレートに固定状態に挿着されるピンと、一方の前記プレートと前記外部プレートの間にあって、該ピンをその外周面と摺動状態にて囲み、個々の前記ピン・ローラ・リンクを相互に係合連接するベアラー・ブロック・リンクと、によって構成する。前記ピン42は、その外径が従来技術のブシュド・ローラ型チェーンに用いられていたブシュの厚み分だけ太くでき、また負荷を受けるピンの長さを長くできるので、摩耗耐久性が向上し、寿命を著しく長くすることを可能にした。
請求項(抜粋):
複数個のピン・ローラ・リンクと該ピン・ローラ・リンクを無端状に係合連接するベアラー・ブロック・リンクとからなるローラチェーンであって、個々の前記ピン・ローラ・リンクは、2枚の外プレートと、該外プレートに、それぞれの両端部が固着状態に取り付けられた2本の平行なピンと、2枚の前記外プレートに挟まれ、該外プレートに平行して前記ピンに固着状態に取り付けられた内プレートと、一方の前記外プレートと前記内プレート間のピンの周囲に挿着され、チェーンを駆動するスプロケットと噛合するローラと、から成り、個々の前記ベアラー・ブロック・リンクは、前記ピンのピッチと実質的に同一間隔でチェーン走行方向前後に穿設けられた2つの貫通穴を有し、前方の前記貫通穴は、先行するピン・ローラ・リンクの他方の前記外プレートと前記内プレート間の後方のピンを囲み、後方の前記貫通穴は、後続の前記ピン・ローラ・リンクの他方の前記外プレートと前記内プレート間の前方のピンを囲む、ことによって前記ピン・ローラ・リンクが相互に係合連接され、これによって、前記貫通穴の中を前記ピンが摺動状態に回動することによって、ピン・ローラ・リンク間の屈曲と伸延が行われるように構成されたことを特徴とするローラチェーン。
IPC (2件):
F16G 13/06 ,  B65G 17/38
FI (2件):
F16G 13/06 A ,  B65G 17/38 A

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