特許

J-GLOBAL ID：200903088363842895

ステッピングモーター

発明者： 伊藤 嘉文 ,  信田 耕作
出願人/特許権者： セイコーエプソン株式会社
代理人 (1件)： 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-008153
公開番号（公開出願番号）：特開平8-205510
出願日： 1995年01月23日
公開日（公表日）： 1996年08月09日
要約：

【要約】【目的】 ステッピングモーターにおいて、発生トルクの角度依存性を抑制し、より均等な状態で回転でき、静止位置精度も高いステッピングモーターを提供する。【構成】 ステーターユニット21を構成する極歯27および29のうち、内ヨーク24aおよび24bから延びた各々2枚の極歯29A、29B、29Cおよび29Dを従来の均等な角度72°(4Θ)から7.125°(0.4Θ)ずれた位置に配置する(Θは1ステップ角)。これによりディテントトルクの発生要因を周方向に分散させることができるので、ディテントトルクの値を削減し、より均等な状態で回転するステッピングモーターを実現でき、静止位置精度が高く、励磁状態における停止位置と無励磁状態における停止位置の誤差の少ないステッピングモーターを提供できる。

請求項（抜粋）：

軸方向に複数のユニットが積層された略円筒形のステーターと、このステーターの内側に同軸状に配置されたローターとを有し、このローターは周方向に分布した複数の磁極を備えており、前記ステーターの各ユニットは、円筒状のコイルと、このコイルの一方の端からその内周に等間隔に延びた複数の第1の極歯と、前記コイルの他方の端からその内周へ等間隔に前記第1の極歯の間に延びた第2の極歯とを備えており、これらのユニットの少なくとも1つを構成する前記第1および第2の極歯のいずれかの極歯の少なくとも1枚が前記等間隔な位置からずれた位置に形成されていることを特徴とするステッピングモーター。

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特開昭60-002065
  
• 特開平4-109836
  
• 特開平4-244775
  
• 特開昭55-058759