特許
J-GLOBAL ID:200903088367223979

自動車用制御装置の自己診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190565
公開番号(公開出願番号):特開平7-043255
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】通常走行中に、走行にはほとんど影響のない瞬断的な異常を検出するのを防止し、もってユーザーに不要な不安を抱かせるおそれを無くす。【構成】外部診断装置27は、車両の点検時等に電子制御装置(ECU)51のシリアル通信コントローラ59にコネクタ28を介し接続される。ECU51には通常及びチェックモードの自己診断プログラムが記憶されている。外部診断装置27がECU51に接続され、所定の操作がなされた場合、ECU51は異常検出精度の高いチェックモード自己診断プログラムに基づいて自己診断を実行する。この際予め復帰パターンが設定され、その復帰パターンと実際の走行パターンとが一致したとき、自己診断モードが通常モードに自動的に復帰する。従って、ディーラー等が通常モードに復帰させる作業をし忘れた場合でも、自動的な復帰により、ほとんどの場合において自己診断プログラムの採択が可能となる。
請求項(抜粋):
通常モードで実行される通常モード自己診断プログラムと、該通常モード自己診断プログラムよりも異常検出精度の高いチェックモードで実行されるチェックモード自己診断プログラムとが記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された通常モード自己診断プログラム及びチェックモード自己診断プログラムのうちのいずれかを採択すべく、通常モードとチェックモードとの間でモードを切換えるためのモード切換手段と、前記モード切換手段により採択された自己診断プログラムに基づいて、自動車用制御装置の自己診断を実行する自己診断手段とを備えた自動車用制御装置の自己診断装置において、通常モードからチェックモードへの移行を前記モード切換手段に指示するチェックモード移行指示手段と、チェックモードから通常モードへ復帰させるための復帰条件を設定する復帰条件設定手段と、前記自動車用制御装置の状態を検出する状態検出手段と、前記復帰条件設定手段により設定された復帰条件と、前記状態検出手段により検出された状態とが一致したとき、チェックモードから通常モードに復帰させるべく前記モード切換手段を制御する自動復帰手段とを設けたことを特徴とする自動車用制御装置の自己診断装置。
IPC (4件):
G01M 17/007 ,  B60R 16/02 ,  F02D 45/00 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-188933

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