特許
J-GLOBAL ID:200903088373303739

プレス成形性に優れる冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306757
公開番号(公開出願番号):特開平5-117757
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 プレス成形時に肌荒れを起こさない極めてプレス加工性に優れた冷延鋼板を得る。【構成】 C≦0.005%、N≦0.005%、Mn≦0.30%、P≦0.020%、Al:0.010〜0.100%、及びTiを4C+3.42N≦Ti≦0.100%を満たすように含み、必要に応じ更にNb≦0.030%を含み、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼を熱延、冷延し、複数のコイルを同一炉内で同時に処理する箱焼鈍において、雰囲気ガスとしてH2若しくは30%以下のN2を含むH2+N2を用い、雰囲気ガス温度が800°C以下で、コイル最冷点が再結晶温度以上の温度に5時間以下の条件で加熱を行うことを特徴としている。箱焼鈍の平均加熱温度は50°C/hr以上、また熱間圧延仕上温度が880〜930°Cで、圧延後直ちに40〜100°C/secで800°C以下まで冷却するのが好ましい。同一炉内に装入する複数のコイルのうち、上記化学成分範囲外のコイルはC量を範囲内(0.005%以下)とする。結晶粒の粗大化、窒化、加炭等の品質上の問題を解決し得る。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C≦0.005%、N≦0.005%、Mn≦0.30%、P≦0.020%、Al:0.010〜0.100%、及びTiを4C+3.42N≦Ti≦0.100%を満たすように含み、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼を熱延、冷延し、複数のコイルを同一炉内で同時に処理する箱焼鈍において、雰囲気ガスとしてH2若しくは30%以下のN2を含むH2+N2を用い、雰囲気ガス温度が800°C以下で、コイル最冷点が再結晶温度以上の温度に5時間以下の条件で加熱を行うことを特徴とするプレス成形性に優れる冷延鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-168228

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