特許
J-GLOBAL ID:200903088378541123

弱め界磁制御付き電気自動車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272327
公開番号(公開出願番号):特開平5-130710
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】誘導モータを高効率運転するための弱め界磁制御を行う電気自動車において、界磁電流の変化に伴う不安定性を防止し安定したトルク制御を行うとともに、界磁電流の変動に伴う磁気音を低減することを目的としている。【構成】車両駆動演算部15で算出されたトルク指令τ*とモータ速度ωMを弱め界磁演算部20に入力し、磁束指令φ*を演算する。また、トルク指令τ*はトルク遅れ要素21で遅延し、基準トルクτRとしている。ベクトル制御演算部22では、この基準トルクτRと磁束指令φ*からベクトル制御演算を行い、誘導モータのトルク制御している。【効果】トルク指令τ* の遅延により、出力トルクを増加する前に磁束電流を増加し必要な磁束を確立しておくので、トルクによる界磁電流制御で高効率化を図るとともに、高トルク出力時の制御系の安定性を確保することができる効果がある。
請求項(抜粋):
自動車を駆動する誘導モータと、前記自動車の駆動エネルギーを蓄積するバッテリーと、該バッテリーのバッテリー電圧を変換して前記誘導モータに供給するモータ電圧を発生する電力変換手段と、界磁電流とトルク電流に分けて前記誘導モータをベクトル制御し、前記自動車のアクセル,ブレーキの踏み込み量により演算されたトルク指令に基づき前記界磁電流を低下させる弱め界磁制御を行うように、前起電力変換手段を制御する制御手段とを備えた電気自動車制御装置において、前記制御手段が前記トルク指令を増大するときは、前記界磁電流を増大させた後で前記トルク電流を変化させるようにしたことを特徴とする弱め界磁制御付き電気自動車制御装置。
IPC (3件):
B60L 9/18 ,  B60L 15/20 ,  H02P 5/408

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