特許
J-GLOBAL ID:200903088380488841
廃蛍光管の破砕処理プラント
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
塚本 大三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221113
公開番号(公開出願番号):特開平9-049625
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 照明用に広く使用されている蛍光管には水銀蒸気が封入されているので、廃蛍光管を大量に破砕処分する際に水銀の処理を誤ると公害の原因となる。従来、この処分には湿式法と乾式法とがあるが、湿式法は使用した水の処理に費用がかかり、乾式法は水銀を含んだ廃棄物を処理するために水銀鉱山まで運搬する費用がかかる欠点があるので、これを改善する。【構成】 蛍光管を破砕した後にロータリーキルで焙焼する。破砕した際に生ずる水銀蒸気は活性炭で吸収し、焙焼により発生する水銀蒸気は冷却して水銀を回収した後に活性炭で吸収するようにした。
請求項(抜粋):
次の(a) 〜(l) の装置、機器から構成される廃蛍光管の破砕処理プラント。(a) 密閉可能な廃蛍光管の受入れ口及び破砕屑の取出し口を有する破砕機。(b) 前記破砕機の破砕屑を不活性ガス雰囲気中で加熱焙焼するロータリーキルン。(c) 前記ロータリーキルンの廃ガスを水によって冷却する第1次冷却装置。(d) 前記第1次冷却装置によって冷却された前記廃ガスを冷凍機の冷媒によって冷却する第2次冷却装置。(e) 前記破砕機の発生ガスを吸引し、後記活性炭吸着槽に送入するNo1ブロワー。(f) 前記第2次冷却装置で冷却後の廃ガスを吸引し、後記活性炭吸着槽に送入するNo2ブロワー。(g) 活性炭が充填されており、前記No1ブロワーからの発生ガス、No2ブロワーからの廃ガスを受け入れて水銀等の有害物質を吸着し、大気中に排出する活性炭吸着槽。(h) 前記ロータリーキルンによって生成された固体残渣を冷却し、硝子屑と金属屑とに篩分けする篩分装置。(i) 前記破砕機、No1ブロワー、活性炭吸着槽及び外気を順次連結するガス配管。(j) 前記ロータリーキルン、第1次冷却装置、第2次冷却装置、No2ブロワーを順次連結する廃ガス配管。(k) 前記活性炭吸着槽と前記破砕機とを連結する循環気配管。(l) 前記第1次冷却装置と第2次冷却装置間及び第2次冷却装置とNo2ブロワー間の廃ガス配管の最低部にそれぞれ設けられている水銀回収装置。
IPC (2件):
F23G 7/00 ZAB
, F23G 5/20 ZAB
FI (2件):
F23G 7/00 ZAB F
, F23G 5/20 ZAB A
引用特許:
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