特許
J-GLOBAL ID:200903088385567200

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-219940
公開番号(公開出願番号):特開平7-077175
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 スクロール圧縮機において、液圧縮現象による異常圧力が発生したとき、旋回スクロールの偏心軸受ブッシュの摺動により異常圧力を解消する方法がある。偏心軸受ブッシュの摺動によらず、オルダムリングを含むスクロールの外周部で異常圧力を吸収する手段を提供することを目的とする。【構成】 旋回スクロール5の二つの溝18の反旋回方向側の壁面を拡幅し、摺動板20を有するばね17を設ける。オルダムリング6の爪16は旋回スクロール5の溝18の旋回方向側の壁面と摺動板20との間を摺動することになる。ばね17は通常の旋回運動時にはオルダムリングの爪16に押されて拡幅した壁面側に押し込まれないように設定している。異常圧力による旋回スクロール5の変位は旋回方向と反対の方向にかかり、この変位を摺動板20を有するばね17が押し込まれて吸収する。
請求項(抜粋):
鏡板に渦巻き状のラップを有する固定スクロールと前記鏡板に同形状のラップを有する旋回スクロールとを互いに向かい合って噛み合わせ、前記旋回スクロールとフレームとにそれぞれ設けられた溝の間にオルダムリングを設けて、前記旋回スクロールの回転を防止してなるものにおいて、前記オルダムリングの爪が摺動する前記旋回スクロールの前記溝を前記旋回スクロールの反旋回方向側に拡幅し、同拡幅部にばねを設けて前記オルダムリングの爪を旋回方向に付勢してなることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/10 331

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