特許

J-GLOBAL ID：200903088407855906

電子写真式製版印刷版の作成方法及びその装置

発明者： 加藤 栄一
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 萩野 平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-221496
公開番号（公開出願番号）：特開平10-063041
出願日： 1996年08月22日
公開日（公表日）： 1998年03月06日
要約：

【要約】【課題】 トナー画像を転写層とともに被転写材へ転写する際の転写性に優れ、特に転写層の膜厚が薄く、転写条件が低温又は高速度であっても、依然転写層及びトナー画像が完全に被転写材に転写され、良好な画質が得られる。【解決手段】 剥離性表面を有する電子写真感光体11表面に、液体現像剤を用いる電子写真プロセスでトナー画像を形成し、化学反応処理で除去可能な樹脂を含有する剥離可能な転写層をトナー画像上に形成した後、トナー画像と転写層を、温度(T1)にて3g・f以上且つ温度(T2)にて40g・f以下の粘着性表面を有する中間転写体20上に温度(T1)で接触転写し、印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる被転写材30上に、トナー画像を温度(T1)よりも高い温度(T2)で接触転写し、次いで転写された被転写材の転写層を化学反応処理により除去して製版印刷版を作成する。

請求項（抜粋）：

剥離性表面を有する電子写真感光体表面に、液体現像剤を用いる電子写真プロセスでトナー画像を形成し、次いで化学反応処理で除去可能な樹脂(A)を主として含有する剥離可能な転写層を該トナー画像上に形成した後、該トナー画像と該転写層を、粘着性表面を有する中間転写体上に温度(T1)で接触転写し、更に、印刷時に平版印刷可能な親水性表面となる最終被転写材上に、トナー画像を温度(T1)よりも高い温度(T2)で接触転写し、次いで、該転写された最終被転写材の転写層を化学反応処理により除去することにより製版印刷版を作成する方法であって、該中間転写体表面の粘着力が、JIS Z 0237-1980の「粘着テープ・粘着シート試験方法」による粘着力で、温度(T1)において3gram・force以上且つ温度(T2)において40gram・force以下であることを特徴とする電子写真式製版印刷版の作成方法。

IPC (2件)：

G03G 13/28 ,  G03G 15/16 101

FI (2件)：

G03G 13/28 ,  G03G 15/16 101