特許
J-GLOBAL ID:200903088416800782

溶接部の疲労強度に優れた鋼板の隅肉溶接方法および隅肉溶接継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-049646
公開番号(公開出願番号):特開2004-001075
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】従来よりも溶接金属の変態温度が高い条件での変態膨張を利用して溶接継手の疲労強度を十分に向上させ、低温変態に必要である高価な合金元素の添加量を大幅に低減した経済性および溶接部靱性に優れる溶接継手の疲労強度向上方法を提供する。【解決手段】鋼板の隅肉溶接する方法において、板厚が1.0〜4.0mmで、かつ、引っ張り強度が680MPa以上の鋼板を用い、該鋼板の溶接部の拘束度が4000N/mm・mm以下、かつ、該溶接部における溶接金属の溶け込み深さが前記鋼板の板厚の1/3以下となるように該溶接部に溶接金属の変態開始温度が475〜550°C、かつ、引っ張り強度が680MPa以上の溶接金属を形成することを特徴とする溶接部の疲労強度に優れた鋼板の隅肉溶接方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
鋼板の隅肉溶接する方法において、板厚が1.0〜4.0mmで、かつ、引っ張り強度が680MPa以上の鋼板を用い、該鋼板の溶接部の拘束度が4000N/mm・mm以下、かつ、該溶接部における溶接金属の溶け込み深さが前記鋼板の板厚の1/3以下となるように該溶接部に溶接金属の変態開始温度が475〜550°C、かつ、引っ張り強度が680MPa以上の溶接金属を形成することを特徴とする溶接部の疲労強度に優れた鋼板の隅肉溶接方法。
IPC (6件):
B23K9/02 ,  B23K9/23 ,  C22C38/00 ,  C22C38/04 ,  C22C38/08 ,  C22C38/58
FI (7件):
B23K9/02 D ,  B23K9/23 A ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/04 ,  C22C38/08 ,  C22C38/58
Fターム (4件):
4E001AA03 ,  4E001CA02 ,  4E081AA08 ,  4E081DA12

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