特許
J-GLOBAL ID:200903088418903767

パイロット式電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146159
公開番号(公開出願番号):特開平10-332032
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 自己保持型と自己復帰型との間の設定変更を容易に行い、各型式の設定下で不特定な誤動作を防止すること。【解決手段】 二つのパイロット弁44,45は第1及び第2の加圧室11,12へのパイロット圧の供給を切り換える。各加圧室11,12に設けられた第1及び第2のピストン18,19は同じ大きさの受圧面18a,19aを含む。ピストン18の第3の加圧室22に設けられた第3のピストン29の受圧面29aは他の受圧面18a,19aより小さい。ピストン19で、加圧室22に通じる外周溝23の一内壁26を他の内壁25より大きくする。両加圧室12,22へのパイロット圧の供給を、手動弁5により、第1又は第2の態様に切り換える。第1の態様では、スプール弁4をピストン29により押圧すべく外周溝23及び加圧室22にパイロット圧を常時供給する。第2の態様では、スプール弁4をピストン19により押圧すべく加圧室12へのパイロット圧の供給を許容する。
請求項(抜粋):
流体の流路を切り換えるためのスプール弁と、前記スプール弁を駆動するためにその両端に対応して設けられた第1の加圧室及び第2の加圧室に供給されるパイロット圧を制御するためのパイロット弁とを備えたパイロット式電磁弁において、前記スプール弁は前記第1の加圧室に対応する第1のピストンと前記第2の加圧室に対応する第2のピストンとを有し、前記第1及び第2のピストンは互いに同じ大きさの受圧面を有することと、前記第2のピストンはその内部の第3の加圧室に第3のピストンを摺動可能に収容し、前記第3のピストンの受圧面は前記第2のピストンの受圧面よりも小さいことと、前記第2のピストンは前記第3の加圧室に通じる外周溝を有し、前記外周溝は前記第2のピストンの移動方向において互いに対向する第1の内壁及び第2の内壁を含み、前記第2の内壁は前記第1の内壁よりも前記スプール弁に近付いて配置され、前記第1の内壁よりも大きい受圧面積を有することと、前記スプール弁の一端を前記第3のピストンにより押圧するために、前記第2の加圧室を大気に連通させ、前記外周溝を介して前記第3の加圧室に前記パイロット圧を常時供給する第1の態様と、前記スプール弁の一端を前記第2のピストンにより押圧するために、前記第2の加圧室への前記パイロット圧の供給を許容し、前記外周溝及び前記第3の加圧室を大気に連通させる第2の態様との間で前記パイロット圧の供給態様を切り換えるための切換手段とを備えたことを特徴とするパイロット式電磁弁。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ダブルソレノイド形電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-312775   出願人:エスエムシー株式会社
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-000266   出願人:株式会社コガネイ

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