特許
J-GLOBAL ID:200903088426248638

可動ルーバーの複層パネル板保持具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-259750
公開番号(公開出願番号):特開平6-108752
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】スペーサを介して積層状態にある複層パネル板の部品点数を少なくするにも関わらず、組付け時における作業性の向上を図ると共に気密性及び水密性が確保され、しかもがたつきがなく確実に保持することを可能にし、光の射し込み面積を最大限にできる複層パネル板保持具を提供する。【構成】上下一対のアタッチメント4a,4b により所定の間隔をおいて積層状態にされた2枚の可動ルーバー用複層パネル板3,3 を、その長手方向に沿って嵌合保持し、同複層パネル板3,3 の端部をアタッチメント4a,4b の端部と共に保持部材5 により嵌着保持する。同状態にある保持部材5 に、可動腕6aを有するクリップ材6 を側方から差し込み係着一体化する。上部アタッチメント4bの上端縁には薄板状の重合突片4b′が突設され、その突端を傾斜面4b′′とし、また下部アタッチメント4aの室内側下端面には帯状の気密材7 が添着されており、可動ルーバーの閉塞時には気密性と水密性が確保されると共に、厚みのある各複層パネルが略垂直状態で重合される。
請求項(抜粋):
長手方向の両端縁に沿って配される長尺のスペーサ(2) を介して所定の間隔をおいて積層状態にされた2枚の可動ルーバー用複層パネル板(3,3) を保持するための保持具(1) であって、前記複層パネル板(3,3) の長手方向に沿う両端縁を全長にわたって嵌合保持する略凹状断面の嵌合空間を有する上下一対のアタッチメント(4a,4b) と、該アタッチメント(4a,4b) により嵌合保持状態にある複層パネル板(3,3) の端部をアタッチメント(4a,4b) の端部と共に嵌着保持する保持部材(5) と、可動腕(6a)を有し同保持部材(5) に外嵌係着するクリップ材(6) とからなり、下部アタッチメント(4a)の室内側表面には、その長手方向に沿って気密材(7)が延設され、前記保持部材(5) は、一対の前記アタッチメント(4a,4b) により保持状態にある複層パネル板(3,3) の幅寸法に略等しい長さと、同複層パネル板端部の外形に略等しい嵌合空間とを有すると共に、前記クリップ材(6) に係着する弾性係着突片(5b)とを有し、前記気密材(7) を室内側表面に露出させるための切欠部(5c)、及び該切欠部(5c)と斜め対称位置にある室外側の端部表面に上部アタッチメント(4b)の表面と面一となるための切欠部(5a)が形成されており、前記クリップ材(6) は前記可動腕(6a)を含む断面形状が略L字状をなし、長手方向の一端部に止片(6d)を有し他端部が開放された前記保持部材(5) の凹状の嵌合空間を有すると共に、同保持部材(5) の弾性係着突片(5b)に係着する係着孔(6e)を有してなる、ことを特徴とする可動ルーバーの複層パネル板保持具。

前のページに戻る