特許
J-GLOBAL ID:200903088427132889

妨害金属がある場所で物体の位置と向きを測定する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503574
公開番号(公開出願番号):特表平8-512125
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】物体の位置と向きを測定する方法を、その方法を達成するための装置と共に開示する。この方法および装置は、磁界発生器のごく近くにある金属物体によって生じる金属作用を減少させる。金属作用は、回転磁界ベクトルを作り出す磁界発生器を利用し、次にその磁界ベクトルが、既知の基準点と位置を測定するセンサとの間で伝わるのに要する時間を測定することによって減少される。回転磁界ベクトルの周波数を一定に保ち、この磁界ベクトルが前述の距離だけ伝わるのに要する時間を測定することによって、基準軸とセンサの方に向いたベクトルとの角度を決定することができる。適切な角度を測定した後で、センサの位置を決定するために計算が行われる。さらに、複数のセンサを利用して、互いに対するセンサの向きを決定することもできる。
請求項(抜粋):
予め定められた空間における物体の位置と向きを決定する検出装置であって、 予め定められた空間における既知の位置で既知の向きに配置され、回転磁界ベクトルを有する磁界を発生させる磁界発生手段と、 位置をセンスする物体に取り付けられ、回転磁界ベクトルをセンスし回転磁界ベクトルに応答して信号を発生させる第1のセンサ手段と、 位置をセンスする物体に取り付けられ、回転磁界ベクトルをセンスし回転磁界ベクトルに応答して信号を発生させる第2のセンサ手段と、 送信手段および第1のセンサ手段に接続され、回転磁界ベクトルが基準点と第1のセンサ手段との間で伝わる第1の期間をセンスし、かつ送信手段および第2のセンサ手段に接続され、回転磁界ベクトルが基準点と第2のセンサ手段との間で伝わる第2の期間を測定するタイミング手段と、 第1の期間に基づいて第1のセンサ手段の位置を算出し、第2の期間に基づいて第2のセンサ手段の位置を算出し、さらに第1のセンサ手段および第2のセンサ手段の位置に基づいて物体の向きを算出する算出手段と を含む検出装置。

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