特許
J-GLOBAL ID:200903088445226700

稲の育苗用不織布の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-094458
公開番号(公開出願番号):特開平11-318206
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 稲苗の根上がりが少なく、且つ田植機による苗の掻き取り時に破断しやすいけれども、ある程度の形態安定性を持つ稲の育苗用不織布の合理的な製造方法を提供する。【解決手段】 木綿や脂肪族ポリエステル系短繊維等の生分解性繊維が集積されてなる繊維ウェブを準備する。この繊維ウェブを、粗目織物上に坦持させる。繊維ウェブ面の上方から、繊維ウェブに向けて高圧水流を噴射する。この高圧水流の作用によって、粗目織物の経糸と緯糸の交点近傍上に存在する生分解性繊維を、交点近傍から交点近傍外の区域に密集させる。これによって、粗目織物の交点近傍に対応する繊維ウェブの箇所には孔が開き、開孔区域が形成される。また、これと同時に、密集した生分解性繊維相互間を絡み合わせて連続区域を形成する。生分解性繊維が熱可塑性繊維であるときは、最後に熱処理して、連続区域を形成している生分解性繊維相互間を熱融着してもよい。
請求項(抜粋):
生分解性繊維が集積されてなる繊維ウェブを、粗目織物上に坦持させると共に、該粗目織物が位置する反対側から、該繊維ウェブに向けて高圧水流を噴射して、該高圧水流の作用によって、該粗目織物の経糸と緯糸の交点近傍上に存在する生分解性繊維を、該交点近傍から該交点近傍外の区域に密集させると共に絡み合わせて連続区域を形成し、且つ該交点に対応する開孔区域を形成することを特徴とする稲の育苗用不織布の製造方法。
IPC (6件):
A01G 1/00 303 ,  A01G 9/10 ,  A01G 16/00 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/46 ,  D04H 1/54
FI (6件):
A01G 1/00 303 E ,  A01G 9/10 B ,  A01G 16/00 Z ,  D04H 1/42 F ,  D04H 1/46 A ,  D04H 1/54 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-119158
  • 特開平4-119158

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