特許
J-GLOBAL ID:200903088446004786

超臨界冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-258785
公開番号(公開出願番号):特開2000-088364
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 CO2 サイクル(空調装置)全体の効率を高く維持しながら、空調装置を運転する。【解決手段】 低負荷モード時においては、圧縮機1の回転数を所定回転数に保持した状態で、放熱器2出口側の冷媒圧力が、理論COPが最大となる目標圧力制御弁入口圧力より低い圧力となるように制御する。これにより、吐出圧が低下して圧縮機1の圧縮比が低下するため、圧縮機1の効率ηが上昇する。したがって、低負荷モード時おいては、理論COPは低下するものの、圧縮機1の効率が向上するので、CO2 サイクル(空調装置)全体の効率を高く維持しながら、空調装置を運転することができる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(1)と、前記圧縮機(1)から吐出する冷媒を冷却するとともに、内部の圧力が冷媒の臨界圧力を越える放熱器(2)と、前記放熱器(2)から流出する冷媒を減圧するとともに、前記放熱器(2)出口側の冷媒圧力を制御する圧力制御弁(3)と、前記圧力制御弁(3)にて減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(4)と、前記圧力制御弁(3)及び前記圧縮機(1)を制御する制御手段(6)とを有し、前記制御手段(6)は、前記蒸発器(4)において必要とされる冷凍能力を前記蒸発器(4)にて発揮させることができる前記圧縮機(1)の必要回転数が、所定回転数より大きい高負荷状態においては、前記放熱器(2)出口側の冷媒圧力が、前記放熱器(2)出口側の冷媒温度に基づいて決定される第1目標圧力となるように前記圧力制御弁(3)の開度を制御し、一方、前記制御手段(6)は、前記必要回転数が前記所定回転数以下となる低負荷状態においては、前記放熱器(2)出口側の冷媒圧力が、前記第1目標圧力より低い第2目標圧力となるように前記圧力制御弁(3)の開度を制御することを特徴とする超臨界冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 1/00 ,  F25B 1/00 395
FI (3件):
F25B 1/00 304 P ,  F25B 1/00 304 F ,  F25B 1/00 395 Z

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