特許
J-GLOBAL ID:200903088449532538

水頭症患者の脳脊椎液流の調整方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-257447
公開番号(公開出願番号):特開2005-131369
出願日: 2004年09月03日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】水頭症患者の脳室の容積変化に対応する過剰の脳脊椎液の排液速度を調節することによって上記患者の脳脊椎液流を調整する方法および装置を提供する。【解決手段】水頭症患者10の脳脊椎液流を調整する調節可能な排液システムにおいては、排液速度が上記患者の脳室の容積変化に応じて調整される。上記システムは、調節可能な弁40と、脳室の容積変化が生じたとき、または仮に生じた場合を確認する患者あるいは主治医によって外部システム制御装置60で定期的に作動させることができる容積センサ50を含むものである。上記システムは、脳室の目標容積を達成できるように、ユーザーが上記制御装置を用いて脳室の容積変化に応じて上記弁の抵抗値を調節することを可能にする。また、この発明の上記システムを用いて、上記患者の頭蓋内腔から脳脊椎液を連続的に排液する方法も提供されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水頭症患者の脳脊椎液流を調整する方法であって、上記患者の脳室キャビティーを出入りする脳脊椎液流を調整する調節可能な抵抗弁を有しかつ上記脳室キャビティーの生理機能的特徴を測定するセンサ素子を含む移植可能なバイパス形成システムと、上記移植可能なバイパス形成システムと通信するために選択的に操作可能な外部システム制御装置とを用意するステップと、上記移植可能なバイパス形成システムを上記外部システム制御装置で作動させるステップと、上記センサ素子によって測定された脳室キャビティーの生理機能的特徴の値を検出するステップと、上記生理機能的特徴に関する所定目標値と測定値を比較するステップと、上記生理機能的特徴に関する所定目標値を達成するために所望の抵抗値を決定するステップと、上記所望の抵抗値を達成するために上記弁の現抵抗値を調節するステップとを含み、上記外部システム制御装置はこの装置が上記患者に適用されたときに上記弁の抵抗調節を成し遂げるように構成されている、調整方法。
IPC (1件):
A61M1/00
FI (1件):
A61M1/00 520
Fターム (14件):
4C077AA16 ,  4C077CC02 ,  4C077DD26 ,  4C077DD28 ,  4C077HH10 ,  4C077HH13 ,  4C077HH20 ,  4C077HH21 ,  4C077JJ09 ,  4C077JJ13 ,  4C077JJ22 ,  4C077JJ28 ,  4C077KK25 ,  4C077KK27
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-016749

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