特許
J-GLOBAL ID:200903088452764644
磁気記録用Fe及びCoを主成分とする紡錘状合金磁性粒子粉末の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307244
公開番号(公開出願番号):特開2001-123207
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 小さい結晶子サイズであるにもかかわらず、高い保磁力と大きな飽和磁化値及び優れた酸化安定性を有するFe及びCoを主成分とする紡錘状合金磁性粒子粉末を製造する方法に関するものである。【解決手段】 紡錘状合金磁性粒子粉末の製造法とは、全Feに対してCo換算で20〜45原子%のコバルトを含有する平均長軸径が0.05〜0.15μmの紡錘状ゲータイト粒子粉末又は紡錘状へマタイト粒子粉末を出発原料とし、前記出発原料を350〜600°Cの温度範囲で加熱還元を行う第1工程、第1工程で得た紡錘状合金磁性粒子粉末を80〜200°Cの温度範囲で表面酸化を行う第2工程、第2工程を経由した紡錘状合金磁性粒子粉末を450〜700°Cの温度範囲で再度加熱還元を行う第3工程及び第3工程を経由した紡錘状合金磁性粒子粉末を水蒸気と酸素とを含んだ不活性ガス雰囲気下で再度表面酸化を行う第4工程からなる製造法である。
請求項(抜粋):
全Feに対してCo換算で20〜45原子%のコバルトを含有する平均長軸径が0.05〜0.15μmの紡錘状ゲータイト粒子粉末又は該ゲータイト粒子粉末を加熱脱水して得られる紡錘状へマタイト粒子粉末を出発原料として紡錘状合金磁性粒子粉末を得る製造法において、前記出発原料を不活性ガス雰囲気下で350〜600°Cの温度範囲まで昇温し、次いで還元性ガス雰囲気に切り替えた後、350〜600°Cの温度範囲で加熱還元を行って紡錘状合金磁性粒子粉末を得る第1工程、第1工程で得た紡錘状合金磁性粒子粉末を酸素含有不活性ガス雰囲気下で80〜200°Cの温度範囲で表面酸化を行って該紡錘状合金磁性粒子粉末の飽和磁化値を100〜135Am2/kgとする第2工程、第2工程を経由した紡錘状合金磁性粒子粉末を不活性ガス雰囲気下で第1工程の還元温度よりも50°C以上高く、且つ、450〜700°Cの温度範囲まで昇温し、次いで、還元性ガス雰囲気に切り替えた後、450〜700°Cの温度範囲で再度加熱還元を行う第3工程及び第3工程を経由した紡錘状合金磁性粒子粉末を5〜10g/m3の水蒸気と酸素とを含んだ不活性ガス雰囲気下で40〜160°Cの温度範囲で再度表面酸化を行って該紡錘状合金磁性粒子粉末の飽和磁化値を135〜160Am2/kgとする第4工程からなることを特徴とする磁気記録用Fe及びCoを主成分とする紡錘状合金磁性粒子粉末の製造法。
IPC (4件):
B22F 9/20
, B22F 9/24
, G11B 5/84
, H01F 1/06
FI (5件):
B22F 9/20 D
, B22F 9/20 C
, B22F 9/24 A
, G11B 5/84 Z
, H01F 1/06 N
Fターム (23件):
4K017AA04
, 4K017BA06
, 4K017BB06
, 4K017CA02
, 4K017DA03
, 4K017EH01
, 4K017EK08
, 4K017FB07
, 4K017FB08
, 5D112AA05
, 5D112BB02
, 5D112BB06
, 5D112BB11
, 5E040AA11
, 5E040AA19
, 5E040CA06
, 5E040HB09
, 5E040HB11
, 5E040HB17
, 5E040NN01
, 5E040NN06
, 5E040NN15
, 5E040NN18
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