特許
J-GLOBAL ID:200903088453900258

符号分割多重通信方法、その送信装置及び受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194461
公開番号(公開出願番号):特開平7-050649
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 相互相関が小さい拡散系列を用い、しかもその1つの拡散系列を複数の利用者に割り当てることにより周波数利用効率を向上させる。【構成】 自己相関関数が図2(a)に示すように2拡散符号時間(チップ)ごとにピークが生じ、その各真中ではゼロとなる拡散系列を、互いに1チップ時間的にずらした2つを作り、これら両拡散系列で各別の情報符号をそれぞれスペクトラム拡散し、その出力を加算して送信する。受信側で受信信号を逆拡散処理し、その出力を1チップ遅延したものとしないものとについてそれぞれ情報符号ごとに標本化し、その各標本値をそれぞれ重み付けして合成する。その合成出力の信号基準値に対する平均2乗誤差が最小になるように前記重み付けの係数を制御する。
請求項(抜粋):
送信側で、ある時間シフトにおいては大きな自己相関値を有し、別の1つ以上の時間シフトにおいては小さい自己相関値を有する拡散系列と、その拡散系列を、上記小さい自己相関値となる時間シフトだけ時間シフトした1つ以上の拡散系列とを、それぞれ個別の拡散系列としてそれぞれ別の情報系列をスペクトラム拡散して送信し、受信側で、受信信号に対してスペクトラム逆拡散処理を行い、その逆拡散処理出力から上記複数の拡散系列と対応する系列の信号を少くとも1つ分離して上記個別の情報系列の1つを得る符号分割多重通信方法。

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