特許
J-GLOBAL ID:200903088460901987

核酸多形現象の検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-574725
公開番号(公開出願番号):特表2002-526123
出願日: 1999年10月07日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】本発明は、(a)変異の遺伝子座を含むDNA塩基配列の一本鎖と;(b)上記一本鎖(a)とハイブリッド形成して二本鎖を形成可能で、かつ変異の1つの対立遺伝子に特異的なオリゴヌクレオチド又はDNA類似体のアナログのプローブと;(c)前記二本鎖で複合体を形成する一本鎖(a)とプローブ(b)との二本鎖構造に特異で、当該二本鎖と複合体を形成し、かつ、二本鎖内で相互作用した場合に独自に反応するマーカーとから構成される複合体の形成または解離を監視することでDNA変異を検出する方法であって、その方法は前記の二本鎖とマーカーとの相互反応を示す出力信号を連続的に測定し、反応の出力信号に変化が生起した条件を記録することを包含する。出力信号の変化は、前記複合体の形成または解離に原因し、従って、一本鎖(a)にプローブ(b)がハイブリッド形成している強さと相関する。動的対立遺伝子特異的ハイブリダイゼーション(Dynamic Allele Specific Hybridization: DASH)と呼ばれるこの方法は、DNA配列におけるヌクレオチドの相違を評価する。複合体の変性あるいはハイブリッド形成から生じる蛍光の変化に追従する蛍光マーカーが、上記のマーカー(c)として好適である。
請求項(抜粋):
(a)変異の遺伝子座を含むDNA塩基配列の一本鎖と;(b)上記一本鎖(a)の一本鎖とハイブリッド形成して二本鎖を形成可能で、変異の1つの対立遺伝子に対して特異的なオリゴヌクレオチド又はDNA類似体のプローブと;(c)前記二本鎖で複合体を形成する一本鎖(a)およびプローブ(b)の二本鎖構造に特異的であって、二本鎖と共に複合体を形成し、かつ、二本鎖内で相互作用を行った際に独特に反応するマーカーとで構成される複合体の形成または解離を監視することでDNAの変異を検出する方法であって、 一本鎖(a)とプローブ(b)から形成される二本鎖にマーカーが相互作用したことを示す出力信号を連続的に測定し、複合体の形成または解離に原因し、従って、一本鎖(a)にプローブ(b)がハイブリッド形成していた強さと相関するところの、反応の出力信号に変化が生じた条件を記録することを包含するDNA変異の検出方法。
IPC (4件):
C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566
FI (4件):
C12Q 1/68 A ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (21件):
4B024AA11 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024FA10 ,  4B024HA14 ,  4B024HA20 ,  4B063QA12 ,  4B063QA17 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR32 ,  4B063QR41 ,  4B063QR48 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QR66 ,  4B063QR82 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02

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