特許
J-GLOBAL ID:200903088464845437

クロック供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142258
公開番号(公開出願番号):特開平10-336224
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、環状のSTM網を構成する局に設置されるクロック供給装置に関し、相互同期状態を自動的にかつ確度高く回避することを目的とする。【解決手段】 環状の双方向のSTM網から網同期の基準を得る2つの同期基準抽出手段と、現用系の同期基準抽出手段が得た基準に同期するクロック信号を生成するクロック分配手段と、2つの同期基準抽出手段が基準を得ているか否かの判別を行う判別手段と、その結果に基づいて系構成を行い、基準を得られる一方の同期基準抽出手段を現用系とする系構成手段と、現用系が一方の同期基準抽出手段である場合には上りのリンク、その他の場合には下りのリンクのスペアチャネルに、その同期基準抽出手段の識別情報を送信する系構成送信手段とを備え、系構成手段は、得られた識別情報が現用系の同期基準抽出手段を示さないときにこの識別情報を優先して系構成を行う手段を含んで構成される。
請求項(抜粋):
環状に形成されたSTM網の複数の中継点の内、自局が設置された中継点に、網同期の中心である主局、あるいはそのSTM網の上りのリンクと下りのリンクとの先行する伝送区間を介して対向する上位局から、個別に与えられた網同期の基準をフレーム構成に基づいて抽出する2つの同期基準抽出手段と、前記2つの同期基準抽出手段の内、待機冗長方式の現用系に設定された同期基準抽出手段によって抽出された基準を取り込み、その基準に位相同期したクロック信号を生成して前記自局に設置されたノードに前記網同期の時間基準として供給するクロック分配手段と、前記2つの同期基準抽出手段について、個別に前記網同期の基準を抽出しているか否かの判別を行う判別手段と、前記判別手段によって行われた判別の結果に基づいて前記2つの同期基準抽出手段の系構成を決定し、これらの同期基準抽出手段の内、前記網同期の基準を抽出している何れか一方を前記現用系に設定する系構成手段と、前記フレーム構成に基づくスペアチャネルの中継を行い、かつ前記2つの同期基準抽出手段の内、何れかが前記系構成手段によって新規に前記現用系に設定されたときに、その現用系が前者である場合には前記上りのリンクに、後者である場合には前記下りのリンクに、それぞれその同期基準抽出手段を示す識別情報をこのスペアチャネルを介して送信する系構成送信手段とを備え、前記系構成手段は、前記上りのリンクあるいは前記下りのリンクの先行する伝送区間を介して受信された識別情報が前記現用系に相当する同期基準抽出手段を示すか否かを判別し、その判別の結果が否であるときにその識別情報を優先して前記系構成を決定する手段を含むことを特徴とするクロック供給装置。
IPC (2件):
H04L 12/42 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04L 11/00 330 ,  H04L 7/00 B

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