特許

J-GLOBAL ID：200903088467679686

個人識別装置

発明者： 清松 智
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-121285
公開番号（公開出願番号）：特開平9-299355
出願日： 1996年05月16日
公開日（公表日）： 1997年11月25日
要約：

【要約】【課題】 認識率が高く安定した動作を実現でき、小型軽量の個人識別装置を提供することを目的とする。【解決手段】 レーザ装置15の光束を指端部23に照射する。指端部23の動きに起因する戻り光束のドップラー効果により振動速度に応じて、反射光の周波数が変化する。この反射光と第1のビームスプリッタ16で反射された基準光とを光検出器26上の同一面上で重ねると干渉を起こし、2つの光の周波数差がビート周波数として生じてくる。これを周波数分析器29によって周波数特性と光検出器出力の関係をとらえる事によって個人に固有の応答パターンを得ることができ、それを比較器30によって登録器31のデータと比較することによって参照人が目的とする本人であるか否かの個人認識が実現できる。

請求項（抜粋）：

周波数掃引可能な振動源と、この振動源の振動を指端部や耳介などの身体の一部に付与する振動プローブと、この振動プローブによって振動させられた身体の一部からの副次振動を検出する振動検出手段と、周波数掃引によって得られる振動検出手段からの出力結果を処理する処理手段と、出力結果の照合をおこなうための情報を予め登録しておく登録器と、この登録器に登録された個人に固有な情報と出力結果とを比較する比較器と、この比較器からの比較結果の情報をもとに結果を表示または出力する表示/出力部とを備えたことを特徴とする個人識別装置。