特許
J-GLOBAL ID:200903088479737231

三角測距方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 敬四郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181017
公開番号(公開出願番号):特開平10-026526
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 測距装置からの距離を異にする複数の物体が測距エリア内に存在する場合にも、高精度な測距が可能な測距方法を提供する。【解決手段】 基準ラインセンサと参照ラインセンサで、基準出力信号と参照出力信号を得る。基準ラインセンサの受光エリアを小エリアに分割し、小エリアごとに、基準出力信号の波形と参照出力信号の波形との相関演算を行う。相関演算を行う工程で得られた相関値を最小とするシフト量を、小エリアごとに求め、小エリアごとの候補シフト量を得る。小エリアごとの候補シフト量の分布に基づいて、複数の小エリアから補間演算の対象となる小エリアを選択する。補間演算の対象となる小エリアの相関演算結果を合成し、合成された相関演算結果に基づいて最小の相関値を与えるシフト量を求める。このシフト量から、測距対象物までの距離を計算する。
請求項(抜粋):
複数の画素が一定のピッチで直線状に配置された基準ラインセンサに、測距対象物からの光線を基準レンズを通して入射し、該基準ラインセンサの各画素に対応する基準出力信号を得るとともに、複数の画素が一定のピッチで直線状に配置された参照ラインセンサに、前記測距対象物からの光線を前記基準レンズとは異なる光軸を有する参照レンズを通して入射し、該参照ラインセンサの各画素に対応する参照出力信号を得る工程と、前記基準ラインセンサの受光エリアを、連続する複数の画素からなる小エリアに分割し、基準出力信号の波形を画素の配列方向に関してシフトし、前記小エリアごとに、シフト後の小エリア内の基準出力信号の波形と前記参照出力信号の波形との相関演算を行う工程と、前記相関演算を行う工程で得られた相関値を最小とするシフト量を、前記小エリアごとに求め、小エリアごとの候補シフト量を得る工程と、前記小エリアごとの候補シフト量の分布に基づいて、前記複数の小エリアから補間演算の対象となる小エリアを選択する工程と、前記補間演算の対象となる小エリアの相関演算結果を合成し、合成された相関演算結果に基づいて最小の相関値を与えるシフト量を求める工程と、前記最小の相関値を与えるシフト量を求める工程で求められたシフト量から、測距対象物までの距離を計算する工程とを有する測距方法。
IPC (4件):
G01C 3/06 ,  G02B 7/34 ,  G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (4件):
G01C 3/06 V ,  G02B 7/11 C ,  G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A

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