特許
J-GLOBAL ID:200903088480893336

活性汚泥床による汚水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 間宮 武雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079160
公開番号(公開出願番号):特開平6-023388
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 季節や装置の設置地域を問わず、高負荷処理から低負荷高度処理まで常に高い効率で汚水の処理を行なえるようにし、かつ、余剰汚泥を装置外へ一切出さないようにする。【構成】 多数の活性汚泥床34、36、38、40及び曝気管33が配設された汚水処理槽14、16、18、20内に旋回水流発生手段42、46と加温配管48とを設ける。第3汚水処理槽18から第1、第2汚水処理槽14、16へ処理途中の汚水を戻す。沈降槽22及び汚泥消化槽26を併設し、汚泥処理後の上澄水を第1汚水処理槽へ送給する。
請求項(抜粋):
空気導入管に接続される曝気管を底部に配設するとともに、筒面が網目状もしくは格子状に形成された長筒形芯体の外周面に所定厚みをもった多孔質体を捲回し固定手段によって固定してなる活性汚泥床を前記曝気管の上方に複数本立設して汚水処理槽を構成し、この汚水処理槽を複数配設し、かつ、それらの隣り合う汚水処理槽をそれぞれ流路連絡させるとともに、前記汚水処理槽単位で活性汚泥を構成する菌種、好気性菌と嫌気性菌との生育比率、その分布状況等が推移するように、各汚水処理槽ごとに活性汚泥床の形成状態を変えるようにした活性汚泥床による汚水処理装置において、前記各汚水処理槽の底部に、槽底部の汚水を吸入して槽底部中央から液面方向へ噴き上げ旋回水流を発生させる旋回水流発生手段、及び、熱媒体循環装置に接続される加温配管をそれぞれ配設し、前記複数の汚水処理槽のうちの第2番目以降の汚水処理槽から少なくとも最初の汚水処理槽へ処理途中の汚水の一部を戻して、最初の汚水処理槽へ導入された原水の水質汚濁物質濃度を希釈調整するとともに、槽内処理時間を調節する汚水還流手段を設けるとともに、前記最終の汚水処理槽に流路連絡した沈降槽、この沈降槽の底部に沈積した余剰汚泥を消化する汚泥消化槽、及び、この汚泥消化槽から前記最初の汚水処理槽へ汚水処理後の上澄水を送給する汚泥処理水送給手段を設けたことを特徴とする活性汚泥床による汚水処理装置。
IPC (3件):
C02F 3/30 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/10

前のページに戻る