特許
J-GLOBAL ID:200903088481080991

風船式寝返り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野村 泰久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-376720
公開番号(公開出願番号):特開2002-177341
出願日: 2000年12月11日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】【課題】 適切な寝返りをさせることのできる安価な寝たきり患者等の寝返り装置を提供することにある。【解決手段】 仕切ゴム4に設けられる空気口7は、風船固定素材1に近いものから順に径が小さくなっている。空気注入口8から空気を注入すると外側の風船表層ゴム3の部分が膨れ、次に中間の風船表層ゴム3の部分が膨れ、最後に中心部分の風船表層ゴム3の部分が膨れ、扇型になる。このようにして、身体9を、仰向けの状態から容易に横向きの状態へ、更に俯せの状態にまで寝返らせることができる。反対の風船を同様に膨らませれば、逆の動作を行える。
請求項(抜粋):
ベッド又は寝床に固定され、それらに横たわる人間の寝返りをさせるための装置であって、固定素材によって前記ベッド又は寝床に固定され、その上部表面の長方形状に合わせてそれを覆う長方形シーツ状の風船固定素材と、該風船固定素材の長手方向中心線で分割される該風船固定素材の2つの領域のうちの第1の領域を形成する4辺に沿って該風船固定素材に接着され、第1の風船を形成する第1の風船表層素材と、該風船が膨らんだときに前記ベッド又は寝床の短辺側からその長手方向に見た該風船の断面形状が前記風船固定素材の長手方向中心線の位置を中心として略扇形になるように前記風船内に構成される複数枚の幅の異なる長方形板状の素材群であって、それぞれ、前記風船内において第1の長辺が前記風船固定素材の長手方向中心線に沿って該風船固定素材に接着されるとともに第2の長辺が前記風船表層素材に接着され、それぞれ、隣接する素材間の短辺部分の前記風船表層素材には前記略扇型が形成されるように襠が付けられ、それぞれ、前記風船固定素材に近いものから遠いものに向かって順次径の小さくなる空気口が設けられる複数枚の第1の仕切素材群と、前記風船固定素材又は前記風船表層素材に設けられ前記風船固定素材に最も近い仕切素材と前記風船固定素材との間に形成される第1層に空気を注入するための第1の空気注入口と、前記第1の領域に対して構成される前記第1の風船表層素材、前記第1の仕切素材群、及び前記第1の空気注入口と同様にして前記風船固定素材の長手方向中心線で分割される該風船固定素材の2つの領域のうちの第2の領域に対して構成される第2の風船表層素材、第2の仕切素材群、及び第2の空気注入口と、を含み、前記第1又は第2の空気注入口から空気を適宜注入することにより、前記第1又は第2の風船表層素材上に横たわる身体の寝返りをさせる、ことを特徴とする風船式寝返り装置。
IPC (2件):
A61G 7/05 ,  A47C 27/10
FI (2件):
A47C 27/10 Z ,  A61G 7/04
Fターム (6件):
3B096AC12 ,  4C040AA01 ,  4C040AA04 ,  4C040CC04 ,  4C040DD07 ,  4C040EE02

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