特許
J-GLOBAL ID:200903088486240385

ブレーキ試験装置のトルク補償制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358158
公開番号(公開出願番号):特開平10-197408
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】従来のブレーキ試験装置は機械的な損失がある場合にはそのまま試験装置としての誤差としていた、精度を高める目的でメカロスを測定してこれをメカロス補償器に入力して電動機のトルクを補償する方式を採用していた。また所定の慣性量においては、機械的フライホイール装置の慣性量を変更するかまたは機械的慣性量に電気慣性量を付加していた。何れも慣性量の誤差を修正することはできなかった。本発明はこれらの欠点を解消することを目的としている。【解決手段】電動機と機械的フライホイール装置と被試験体としての車両用ブレーキ装置とブレーキ計測装置とブレーキトルクまたはブレーキ圧力制御装置とを少なくとも備えて、慣性量とトルクの値から角加速度を算出してこれを指令値として電動機の角加速度制御をすべく電動機のトルク制御を行なうことを特徴としたものである。
請求項(抜粋):
フライホイール装置と、制御装置を備えた駆動用電動機と、前記フライホイール装置に連結した車両用ブレーキからなり、このブレーキトルクおよびブレーキ圧力を計測する計測装置を備えたブレーキ試験装置において、ブレーキのトルク計測値を電気的慣性量と機械的慣性量の和の値にて除した値を減速度指令値とし、前記駆動用電動機の速度変化率を検出する検出器の出力を計測値として前記減速度指令値に一致すべく、電動機のトルクを制御することを特徴としたブレーキ試験装置のトルク補償制御方法。
IPC (3件):
G01M 17/007 ,  G01L 5/28 ,  G01L 25/00
FI (3件):
G01M 17/00 E ,  G01L 5/28 Z ,  G01L 25/00 C

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