特許
J-GLOBAL ID:200903088491041951

車両用乗員保護システム及びその衝突形態判定装置及び衝突形態判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224449
公開番号(公開出願番号):特開2000-055929
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【目的】 車両の衝突時の加速度に対する複数の加速度センサの各検出出力の相関関係を利用して、当該車両の衝突形態を適正に判定するようにした車両用乗員保護システム、その衝突形態判定装置及び衝突形態判定方法を提供する。【解決手段】 両Gセンサ40L、40Rは車両の衝突時にこの車両の幅方向両側部に生ずる両加速度を検出する。Gセンサ30は、車両の前後方向及び幅方向の双方の略中央部にに生ずる加速度を検出する。衝突判定回路Saでは、各Gセンサ40L、40R、30の検出加速度の積分値の間の相関関係を利用して、ポール衝突を正面衝突及びオフセット衝突から区別して判定する。
請求項(抜粋):
車両の衝突に伴い乗員を保護する乗員保護システムに採用される第1の両加速度センサであって当該車両の衝突時にこの車両の幅方向両側部に生ずる両加速度を検出するように前記幅方向両側部に配設される第1の両加速度センサ(40L、40R)と、車両の前後方向及び幅方向の双方の略中央部に配設されて車両の衝突時に前記略中央部に生ずる加速度を検出する第2加速度センサ(30)と、前記第1の両加速センサの各検出加速度をそれぞれ積分し積分出力として発生する第1積分手段(52b、52c)と、前記第2加速度センサの検出加速度を積分し積分出力として発生する第2積分手段(52a)と、前記第2積分手段の積分出力に対する前記第1積分手段の両積分出力の一方の相対線積分長を算出する相対線積分長算出手段(54a乃至54c、55a乃至55c、56a、56b、57a、57b、58a、58b、59、60a、60b)と、前記第1積分手段の両積分出力の一方と前記第2積分手段の積分出力との間の位相差を算出する位相差算出手段(65、66)と、この位相差算出手段の算出位相差があるとき前記衝突の形態がオフセット衝突及び斜め衝突の一方であると判定し、前記位相差算出手段の算出位相差がなくかつ前記相対線積分長算出手段による相対線積分長の算出過程が単純な過程をとるとき前記衝突が正面衝突であると判定し、また、前記位相差算出手段の算出位相差がなくかつ前記相対線積分長算出手段による相対線積分長の算出過程が複雑な過程をとるとき前記衝突がポール衝突及びアンダーライド衝突の一方であると判定する衝突形態判定手段(61a、61b、62a、62b、63、67、68、70)とを備える車両用乗員保護システムの衝突形態判定装置。
IPC (2件):
G01P 15/00 ,  B60R 21/32
FI (2件):
G01P 15/00 D ,  B60R 21/32
Fターム (9件):
3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054EE06 ,  3D054EE14 ,  3D054EE15 ,  3D054EE18 ,  3D054EE22 ,  3D054EE30 ,  3D054EE60

前のページに戻る