特許
J-GLOBAL ID:200903088493811800

音像定位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-242428
公開番号(公開出願番号):特開平9-065497
出願日: 1995年08月28日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 定位させた音像の帯域の違いによるアンバランスを改善し、かつ少ない演算量で有効な音像定位処理を実現することができる音像定位装置を得る。【解決手段】 周波数軸上で左右対称でかつカットオフ周波数がサンプリング周波数の1/4であるローパスフィルタ1ALとハイパスフィルタ1AH、フィルタにより分離された低域及び高域信号を間引いてサンプリング周波数を1/2にするダウンサンプラ1BLと1BH、有響室における頭部伝達関数を低域及び高域に分けて定位に有効な成分のみ抽出するフィルタ係数決定部のフィルタ係数を用いフィルタリングするフィルタ1Cと2C、フィルタ出力の時間合わせを行う遅延素子1Dと2D、遅延素子出力のサンプリング周波数を2倍にするアップサンプラ1ELと1EH、アップサンプラを介した低域及び高域信号から折リ返しノイズを削除するローパスフィルタ1FLとハイパスフィルタ1FHを備えた。
請求項(抜粋):
周波数軸上で左右対称でかつカットオフ周波数がサンプリング周波数の1/4である入力側デジタルローパスフィルタ及びハイパスフィルタと、これら各フィルタにより分離された低域成分と高域成分をそれぞれ別々に処理する低域処理部及び高域処理部と、前記低域処理部及び高域処理部の出力を加算する加算手段を備えるとともに、前記低域処理部及び高域処理部として、低域信号及び高域信号を1つ置きに間引くことによりサンプリング周波数を1/2にするダウンサンプラ手段と、有響室における頭部伝達関数を低域及び高域に分けて定位に有効な成分のみを抽出するフィルタ係数決定部を有し前記フィルタ係数決定部で決定されたフィルタ係数を用いダウンサンプリングされた低域及び高域の出力をフィルタリングするフィルタと、前記フィルタから出力される低域信号及び高域信号を遅延させて低域処理部及び高域処理部の時間を合わせるための遅延器と、前記各遅延器出力のサンプリング周波数を2倍にするアップサンプラ手段と、前記各アップサンプラ手段から出力される低域信号及び高域信号から折リ返しノイズを削除する出力側ローパスフィルタ及びハイパスフィルタとをそれぞれ有する音像定位装置。
IPC (5件):
H04S 1/00 ,  H03G 5/02 ,  H03H 17/00 621 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 17/02 613
FI (6件):
H04S 1/00 D ,  H04S 1/00 K ,  H03G 5/02 Z ,  H03H 17/00 621 Z ,  H03H 17/02 601 L ,  H03H 17/02 613 C

前のページに戻る