特許
J-GLOBAL ID:200903088497274222

吸収式冷温水機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062616
公開番号(公開出願番号):特開平6-249537
出願日: 1993年02月27日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 吸収式冷温水機の吸収液と冷媒液との電位差にもとづく電食による故障発生を防止する。【構成】 吸収剤を冷媒に混入した吸収液を高温再生器5・吸収器1などの熱交換機器類に循環する吸収液循環系と、吸収液から分離した冷媒蒸気と冷媒液とを凝縮器23・蒸発器26など熱交換機器類に循環する冷媒循環系とにより、蒸発器26内の熱交換用配管26Bを通る被熱操作流体を、冷却する冷却運転と、加温する加温運転とを行う。冷却運転時は蒸発器26の底部の冷媒液24bを蒸発器1内の散布器26Aに循環して散布する。加温運転により冷媒液24bが吸収液化した液ポンプP2で管路28に送り込み、または、開閉弁V5を開いて、吸収器1の底部の吸収液2aをポンプP1で管路28に送り込むことにより、管路28内の液を蒸発器26・吸収器1の他の部分にある吸収液との電位差を解消して電食の発生を防止する。
請求項(抜粋):
吸収剤を冷媒に混入した吸収液を高温再生器・吸収器などの熱交換機器類を通して循環する吸収液循環系と、前記吸収液から分離した冷媒蒸気と冷媒液とを凝縮器・蒸発器など熱交換機器類を通して循環する冷媒循環系とにより、前記蒸発器内の熱交換用配管を通る被熱操作流体を冷却する冷却運転と前記被熱操作流体を加温する加温運転とを行うとともに、前記冷却運転時に前記蒸発器の底部に貯留される前記冷媒液を前記蒸発器内の散布器に循環して散布するようにした吸収式冷温水機であって、前記冷却運転から前記加温運転に切り換える移行時に、前記加温運転によって前記蒸発器の底部に貯留される前記吸収液を所定時間だけ前記散布器に従属する管路に循環する散布管路液循環手段を具備することを特徴とする吸収式冷温水機。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00

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