特許
J-GLOBAL ID:200903088497734819

二重反転回転翼機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鹿島 義雄 ,  甲斐 寛人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-279064
公開番号(公開出願番号):特開2008-094278
出願日: 2006年10月12日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】風の影響を受ける環境でも風に対抗しつつ水平移動したり、ホバリングしたりすることが容易な小型の二重反転回転翼機を提供する。【解決手段】機尾側ダクト21a近傍のピッチングプロペラ42と、目標地点の空間座標を記憶する目標地点情報記憶部61と、GPS信号により現在地点を検出する現在地点検出部51と、機体を移動させようとする水平方向の目標方位および目標地点までの水平距離を算出する水平変位算出部52と、方位センサ38bと、現在方位が水平方向の目標方位に向くように制御するヨー角コマンドを発生するとともに、ピッチングプロペラの回転速度を目標地点までの水平距離に比例するように変化させて上部メインロータ22および下部メインロータ23による水平方向の推力を制御することにより機体の水平方向の位置を制御する水平位置コマンドを発生するロータ制御部55とを備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
上方と下方とが開口し側方が全周にわたってダクトで囲われた機体本体と、機体本体から上方に延びる主回転軸に沿って同軸上に支持され、主回転軸の回りを互いに反対方向に回転する上部メインロータおよび下部メインロータを備えた二重反転回転翼機であって、 機尾側ダクト近傍に取り付けられ、上方に向けて延びる副回転軸に支持されるピッチングプロペラと、 目標地点の空間座標を記憶する目標地点情報記憶部と、 機体に取り付けたGPS受信機からのGPS信号により現在地点の空間座標のうち少なくとも水平成分を検出する現在地点検出部と、 目標地点の空間座標の水平成分と現在地点の空間座標の水平成分とに基づいて、機体を移動させようとする水平方向の目標方位および目標地点までの水平距離を算出する水平変位算出部と、 機首の現在の方位を検出する方位センサと、 上部メインロータおよび下部メインロータの回転速度を変化させることにより機首の現在方位が水平方向の目標方位に向くように制御するヨー角コマンドを発生するとともに、少なくともピッチングプロペラの回転速度を目標地点までの水平距離に比例するように変化させて上部メインロータおよび下部メインロータによる水平方向の推力を制御することにより機体の水平方向の位置を制御する水平位置コマンドを発生するロータ制御部とを備えたことを特徴とする二重反転回転翼機。
IPC (2件):
B64C 27/10 ,  A63H 27/133
FI (3件):
B64C27/10 ,  A63H27/133 A ,  A63H27/133 D
Fターム (8件):
2C150CA09 ,  2C150DA17 ,  2C150DK02 ,  2C150DK08 ,  2C150ED08 ,  2C150ED11 ,  2C150ED49 ,  2C150EG03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-101297号公報
  • 特許第3723820号公報
  • 操作自在な無人低速飛翔体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-285492   出願人:株式会社小松製作所

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