特許
J-GLOBAL ID:200903088500734183

可とう歯車継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065953
公開番号(公開出願番号):特開平7-279985
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 シール部材の過大な変形を防止し、塵埃の侵入を防止する。【構成】 ピニオン7の凹部7b内に固着したシール部材9の当接部9bを所定の圧力で凹部7b内の端カバー8の周方向に当接させる。これによって、シール部材9の当接部9bが端カバー8と当接する位置が内歯歯車3aと外歯歯車7aとが噛み合った位置に近づくので、回転軸1間にたわみが生じた状態でのシール部材9の変形量が小さくなる。したがって、シール部材9の寿命が延びるとともに、当接部9bと端カバー8との当接状態が良好に維持されるので、塵埃の侵入を防止できる。
請求項(抜粋):
スリーブの同一軸心上に設けられた一対の内歯歯車と一対のピニオンに設けられた外歯歯車とが噛み合って、上記外歯歯車が上記内歯歯車の軸心方向に所定量の移動が可能で、かつ上記内歯歯車の軸心方向に対して所定の角度で傾くことができるように上記外歯歯車をクラウニングし、上記スリーブの外方に開口した凹部の少なくとも一部が上記外歯歯車の歯幅が上記ピニオンの軸心上へ投影された投影面内に存在し、上記内歯歯車と上記外歯歯車との噛み合い部の周辺に所定の粘性を有するグリースを充填し、上記スリーブの端部に一端が固着された筒状の端カバーの他端を上記ピニオンの上記凹部内に上記ピニオンと所定の間隔をあけて配置し、一方の上記ピニオンに固着した第1の回転軸から他方の上記ピニオンに固着した第2の回転軸へ回転力を伝達する可とう歯車継手において、上記ピニオンの上記凹部内に固着部を固着した弾性を有する輪状のシール部材の当接部を所定の圧力で上記凹部内の上記端カバーの周方向に当接させるようにしたことを特徴とする可とう歯車継手。

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