特許
J-GLOBAL ID:200903088503604752

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050043
公開番号(公開出願番号):特開平11-228765
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性、成形加工性および耐変色性に優れた、広範囲の用途に使用しえる熱可塑性樹脂組成物を提供すること。【解決手段】 ゴム状重合体に、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニル化合物およびこれと共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分をグラフト重合してなるグラフト共重合体15〜60重量部と、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニル化合物およびこれと共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分を(共)重合してなる芳香族ビニル化合物系樹脂85〜40重量部からなるゴム強化熱可塑性樹脂100重量部に対し、ジヒドロオキサフォスファフェナンスレン系リン化合物0.005〜5重量部を含有する熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
ゴム状重合体(a)35〜85重量%の存在下に、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニル化合物およびこれと共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分(b)65〜15重量%〔ただし、(a)+(b)=100重量%〕をグラフト重合してなるアセトン可溶分の極限粘度〔η〕(30°C、メチルエチルケトン中で測定)が0.1〜2.0dl/g、グラフト率が5〜120重量%であるグラフト共重合体(A)15〜60重量部と、芳香族ビニル化合物、または芳香族ビニル化合物およびこれと共重合可能な他のビニル系単量体からなる単量体成分を(共)重合してなるメチルエチルケトン可溶分の極限粘度〔η〕(30°C、メチルエチルケトン中で測定)が0.1〜2.0dl/gである芳香族ビニル化合物系樹脂(B)85〜40重量部〔ただし、(A)+(B)=100重量部〕からなるゴム強化熱可塑性樹脂(I)100重量部に対し、下記一般式(I)で表されるジヒドロオキサフォスファフェナンスレン系リン化合物(II) 0.005〜5重量部を含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。【化1】(式中、R1 〜R2 は、同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基を示し、R3 は水素原子、水酸基、低級アルコキシル基またはアルキル基を示す。)
IPC (5件):
C08L 25/02 ,  C08K 5/5313 ,  C08L 51/04 ,  C08L 51/06 ,  C08L 55/02
FI (5件):
C08L 25/02 ,  C08K 5/5313 ,  C08L 51/04 ,  C08L 51/06 ,  C08L 55/02
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-063570   出願人:東レ株式会社
  • 特公昭48-041009
  • 特公昭48-041009
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