特許
J-GLOBAL ID:200903088519780755

機関制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-012105
公開番号(公開出願番号):特開平5-026066
出願日: 1991年02月01日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】本発明の主要な目的は、複数の操作部をもつ電気式の機関制御装置において、操作を安全かつ確実に行えるようにすることにある。【構成】操作レバー16を有する操作部11〜13と、モータ45によって駆動される駆動ユニット41が設けられている。制御回路30には、移動子20と被動部材46との間に位置ずれが生じた時に、両者のずれを無くすようにモータ45を動かすプログラムが組まれている。操作部11〜13を切替える時は、使用中の操作部と、切替えようとする操作部と、駆動ユニット41がいずれも中立位置にある時にのみ、切替えが許可されるようにしてある。シフト用駆動ユニット41においては、モータ45が回転し始めてから所定時間経過しても両者が一致しない時、モータ45への通電を一旦停止し、そののち再びモータに通電するといったリトライ動作が実行される。
請求項(抜粋):
操作レバーを有する複数の操作部と、上記操作レバーに連動する移動子の位置に応じた電気的信号を送出する操作側センサと、機関の被制御部に連動する被動部材とこの被動部材を駆動するモータおよび上記被動部材の位置を検出する被動側センサを備えた駆動ユニットと、上記複数の操作部のうち使用しようとする特定の操作部を選択する際にオンにする操作部切替用の選択スイッチと、上記操作側センサによって検出される上記移動子の位置と上記被動側センサによって検出される被動部材の位置を比較しかつ両者の位置が互いにずれた時にその差を無くす方向に上記モータを動かすとともに、上記選択スイッチをオンにした時に使用モードにある操作部と上記駆動ユニットがいずれも中立位置にあってかつ切替えようとする操作部も中立位置にある時のみ操作部の切替えを許可するプログラムが組まれている制御回路とを具備した機関制御装置であって、上記制御回路は、上記駆動ユニットのモータが回転した時にモータの回転が開始した時点からの経過時間を計測するタイマを備えているとともに、一定時間以上経過しても上記移動子と被動部材の位置が一致しない場合に上記モータへの通電を一旦停止させたのち再び上記モータに通電するリトライ動作プログラムを含んでおり、更にこの制御回路には、上記リトライ動作を行ったのちも上記移動子と被動部材の位置が一致しない場合に上記被動部材を元の位置に戻す方向に上記モータを回転させかつ警報を発生するプログラムが組まれていることを特徴とする機関制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 ,  B63H 21/22 ,  F02D 11/10 ,  F02D 11/04

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