特許
J-GLOBAL ID:200903088520842047

負荷分散制御方式及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-118122
公開番号(公開出願番号):特開平11-312149
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】計算機の負荷情報に基づき、スケジューラ計算機がジョブまたはプロセスを計算機に割り当てる場合、時間が経過した負荷情報等が元で誤判断する場合があったが、計算機の正確な負荷情報を元に再割り当てが難しく効果的に計算機間の負荷の不均衡を是正することができなかった。【解決手段】任意の計算機間でノード間通信処理を行う際、送信メッセージに自計算機の負荷状態を示す負荷情報を付加するようにすることで、計算機間で負荷情報の交換を図り、負荷の高い計算機に割り当てられた実行待ちジョブまたはプロセスを負荷の低い計算機に移動することによって、効果的に負荷の不均衡を是正する。
請求項(抜粋):
ネットワークを介し複数の計算機が接続された並列計算機システムにおいて、ユーザから受け付けたプロセス及びジョブをどの計算機に実行させるべきかを判断するスケジューラデーモンを具備するスケジューラ計算機と、実行依頼されたプロセス及びジョブを単に実行する計算機(以下単に計算機といえばこちらを指す)から構成されるシステムにおいて、各計算機間でメッセージパッシング等のノード間通信(計算機間の通信処理)を行う際に、送信メッセージに自計算機の負荷情報を付加することにより計算機間で負荷情報を交換し、それにより計算機間の負荷の均衡を保つことを特長とする負荷分散制御方式。

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