特許
J-GLOBAL ID:200903088532914221

送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076888
公開番号(公開出願番号):特開平9-247101
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 送受信信号が同一周波数で強い相関をもつ場合も、同時に送信と受信を可能にする。【解決手段】 以下の要素を有する抑圧手段を備える。(1)送信信号と所望信号間、及び干渉信号と所望信号間の強い相関成分を除去する前置フィルタ10a,10bとして同一特性のノッチフィルタを有する前置フィルタ手段、(2)前置フィルタ10aの出力信号を入力する係数可変フィルタ7aと、前置フィルタ10bの出力信号と係数可変フィルタ7a出力信号の差信号の2乗平均を最小にする係数可変フィルタ7aのフィルタ係数を求めるフィルタ係数計算手段9とを有する適応フィルタ手段6a、(3)上記干渉信号の疑似信号を出力する係数可変フィルタ7aのフィルタ係数を用いた係数可変フィルタ7bと、受信信号と上記干渉信号の疑似信号の差信号を受信機5の入力信号として送出する減算手段8bとを有するフィルタ手段6b。
請求項(抜粋):
送信側から受信側への回り込み干渉信号の抑圧手段を備えた送受信装置において、以下の要素を有する抑圧手段を備えたことを特徴とする送受信装置、(1)送信機から発生された送信信号を入力し送信信号と所望信号の相関の強い成分を除去する第一の前置フィルタと、受信信号を入力し干渉信号と所望信号の相関の強い成分を除去する上記第一の前置フィルタと同一特性の第二の前置フィルタと、を有する前置フィルタ手段、(2)上記第一の前置フィルタの出力信号を入力する第一の係数可変フィルタと、上記第二の前置フィルタの出力信号から上記第一の係数可変フィルタの出力信号を差し引いた信号の二乗平均が最小になるように上記第一の係数可変フィルタのフィルタ係数を計算するフィルタ係数計算手段と、を有する適応フィルタ手段、(3)上記送信信号を入力し上記干渉信号の疑似信号を出力する、上記適応フィルタ手段の第一の係数可変フィルタのフィルタ係数を用いた第二の係数可変フィルタと、上記受信信号から上記干渉信号の疑似信号を差し引いた信号を受信機の入力信号として送出する減算手段と、を有するフィルタ手段。

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